概要 ▶ Facebookにはウォール(タイムライン)に流れてくる広告がありますが、その中で楽天市場の広告がかなりひどいので紹介。騙す広告は関心しませんな。
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Facebook広告って色々あると思うのですが、私が多く見るのは出会い系と、結婚系と、Amazonあたりですね。
出会い系は、恋愛関係を入力していないから特に出てくるのでしょうか。
Amazonは、フォローしている人や友達になっている人が言及した書き込みがFacebook広告として再利用されて流れてくる感じですね。
最近はFirefoxのAdBlock機能拡張(アドオン)で広告を消すことができるので、Facebook広告は基本的に消しています。
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画像出典:Adblock Plus
でも、ウェブ関係のお仕事をしていく上で、広告が分からない訳にもいかないので、たまにAdBlock機能拡張をオフにしてどんな広告があるのかをチェックするようにしています。
さて、そんな広告チェックで、今日は「これはひどい」と思えたFacebook広告があったので紹介します。
それは楽天市場の広告です。
先に書きますが、これはないわ。イケナイ広告です。
その①:県民性診断(素直)
広告画像は「あなた/47都道府県」なぜ楽天市場なのに県民性診断なんだ?
そもそも都道府は県民性なのか?
なにはともあれ、広告本文を読むと簡単に診断できるそうだ。
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その②:県民性を教えてくれるぞ
「教えて!goo」みたいな広告タイトル「教えて私の県民性!」。広告画像は「県民性」と大きな文字。診断系っぽいけど診断系っぽくない。
広告本文を読むと「簡単な質問」で分かるそうだ。
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その③:県民性診断(広告画像文字でアピール)
ダイレクトに広告画像と広告タイトルに「県民性診断」とある。なぜか広告本文に「ゆるきゃら」の文字が。少しでも目を惹こうということか。
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その④:ゆるきゃら+県民性診断(合わせ技)
先程と異なり、広告タイトルに「ゆるきゃら」の文字が。そんなに「ゆるきゃら」でクリック率が上がるのか。
広告本文は普通の文章。「簡単な質問」あたりがポイントなのか。
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その⑤:前世を知ることができる(白目)
突然、楽天市場が前世を知る能力を得たようだ。それもランキングがあるようで、リアルタイムで分かるそうだ! さすがIT企業!
さらにさらに、友達の前世もわかっちゃう!
いいのか? それは個人情報ではないのか?(謎)
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その⑥:前世は猫(違)
ITの力はすごい。ワンクリックで前世が分かってしまうのだ。
クリックした瞬間にブラウザの向こうから何かがダイブしてきてハッキングされているのではと心配になるが、IT企業の楽天市場なのでそのようなことはない(たぶん)。
そして私の前世は猫のようだ(違)。
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最後に
Facebookで「いいね!」を押させようと、あの手この手を使うのは分かるが、楽天市場と全然関係無いことで「いいね!」を押させようとするな。広告担当者も上司に報告する際に「今月は○○件いいね!されました!!過去最高です!」とか報告したいのだろうし、数字しか見ない上司だったら、仕方が無いのかもしれない。でもそんな「いいね!」の数だけを追うことをして何になるのか。
それもその⑥の猫画像を広告画像に入れてあるのは、ネットで猫好きが多いから目を惹くだろうという考えなのだろうが、姑息すぎる。
猫の画像は広告本文に関係無い上に、楽天市場とも関係がない。
このような広告は消費者に何の利益もないし、広告主も「(どうでも)いいね!」のリストばかりが集まるだけで、何の利益もないのではないか?
(考え方次第では「なんでもクリックする人」のリストが手に入るわけだが…)
こんな広告がまかり通るようでは広告そのものが死んでしまうことは間違いない。
広告がもっとクリエイティブで、広告を見て行動したユーザーが「広告を見て行動して良かった」と思える広告を作って欲しいものだ。
それでは。