本ページはプロモーションが含まれている場合があります
はじめに
「え、マジで？」と思いました。長いURLを短縮したURLで共有できるbitlyの無料プランのユーザーは、2025年3月から短縮URLのリンクを開いたとき広告が表示されるようになるという衝撃的なお知らせが入ってきました。
来月からと割と急な変更ですが、無料プランで使っている人は必ず確認しておいてほしい内容です。
bitlyの無料プランの変更点
2025年3月から、bitlyの無料プランを利用して作成された短縮リンクを開く際に、プレビューページが表示されて、そのプレビューページにリンク先の情報と広告が表示される新しい仕組みが導入されます。
今までのように短縮URLを開くとすぐに目的のページが開く、とはならなくなります。
bitlyから届いたメールに日本語訳は以下のとおりです。
利用規約の今後の変更
Bitly の無料プランのユーザーであるあなたに影響する利用規約とプライバシー ポリシーの調整を行っています。翌月から、視聴者が Bitly リンクまたは QR コードを操作すると、リンク先の URL に誘導される前にプレビュー ページが表示される場合があります。このページにはリンク先に関する情報が含まれており、広告が含まれる場合もあります。
無料の Bitly ユーザーは、有料の Bitly プランを選択することで、いつでもリンクや QR コードからプレビュー ページ エクスペリエンスを削除できます。
更新された利用規約とプライバシーポリシーを確認することをお勧めします。当社のウェブサイトまたはサービスを引き続きご利用いただくことは、これらの新しいポリシーと条件に同意したものとみなされます。
Bitly コミュニティに参加していただきありがとうございます。私たちはあなたに感謝し、あなたのオーディエンスとのつながりを今後も支援していきたいと考えています。
- Bitly チーム
この変更はbitlyのサービス維持と改善のための施策だと考えられますが、多くのユーザーに悪い影響を与える可能性があります。
ユーザーへの影響は何か
2025年3月からの変更はbitlyの無料プランを利用しているユーザーに以下の悪い影響を与える可能性があります。
- ユーザーエクスペリエンスの低下：広告表示により、目的のページへのアクセスに遅延が生じる可能性があります。
- クリック数の減少：プレビューページが挟まり、広告表示があることでユーザーが短縮URLをクリックすることを躊躇する可能性があります。
- ブランドイメージへの影響：企業や個人のブランディングに使用している場合、予期せぬ広告表示によってイメージダウンにつながる可能性があります。
良い影響として考えられるものとしては、プレビューページにリンク先の情報が表示されるため、安心してリンクを開くことができるというものです。今までは何のページが開くかがわからないため、その不安を感じていたユーザーもいたのではないでしょうか。
代替案の検討について
bitlyの無料プランの変更に対して、以下の対策を検討が必要です。
- 有料プランへアップグレード：bitlyの有料プランは広告表示がない状態で短縮URLを利用できます
- ほかの短縮URLサービスを利用：広告表示のないほかの短縮URLサービスに移行する
とはいえ、有料プランは年間120ドル（18,000円）掛かってしまうので個人や小規模なサービスでは使いづらいですよね。
Google Analyticsで使えるCampaign URL Builderでもbitlyの短縮URLを使うことができますが、これもどうなるのか気になりますね。私はLINE公式アカウントの投稿で流入元の測定のためにCampaign URL Builderと短縮URLを使っているので、今後は使わないようにしようと思います。
また、ほかの短縮URLサービスへ移行するにしても、そのサービスも同様に広告を出すようになったら、また変更しなければいけなくなるのでいたちごっこになりかねません。
まとめ
bitlyの無料プランに導入されるプレビューページの差し込みと広告表示は、多くのユーザーに悪い影響を与える可能性がある変更です。
この変更を機にbitlyの利用を考え直してみてはいかがでしょうか。