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Affinity V3で文字を少しいじってみます。
今回は「文字に縁取りをする」(フチ文字/縁文字を作る)です。
文字を入力してカラーを設定する
それではまず文字を「アーティスティックテキストツール」で入力します。
適当にカラーを付けます。

カラーパネルを見るとこんな感じですね。文字の塗りにグラデーション、線に白です。

縁を2重、3重にしたい
これでフチ文字になっているのですが、縁を2重、3重にしたいことってありますよね。スポーツ新聞の1面の見出しとかで。
アピアランスパネルで操作する
Adobe Illustrator使いなら、めざとく「アピアランス」パネルを見つけることでしょう。

Adobe Illustratorなら、ここで「線」を追加して、線を下の方に持っていって…と思いますよね。
ところがどっこい。「境界線を追加」がグレーアウトしてクリックできません。なんなのこれ🤔

【補足】スタジオが「ベクター」の場合のみ「アピアランス」パネルが出てきます。ピクセルの場合は出てきません。

レイヤーパネルの効果を使う
そんな場合は、まず「レイヤー」パネルで文字オブジェクト(文字レイヤー)を選択します。

「レイヤー」パネルの下にある「FX」と書かれたレイヤーエフェクトをクリックします。
![[FX]レイヤーエフェクトをクリック](https://res.cloudinary.com/jdash2000/image/fetch/f_auto,q_auto/https://jdash.info/assets_c/2025/11/2025-11-08-Affinity-V3-moji-002200-thumb-480xauto-2184.png)
レイヤーエフェクトの中から「アウトライン」にチェックを付けて、設定すると、2重の縁取りになりました。レイヤーエフェクトを使うなんてPhotoshopかよ!😆

3重の縁取りにするには、「アウトライン」の項目にある「+」をクリックすると、「アウトライン」の項目が増えるので「半径」を調整して3重の縁取りにします。

レイヤーエフェクトの数値
レイヤーエフェクトの「アウトライン」の半径で縁取りの太さが設定できますが、スライダーを一番右にすると、100pxのようです。

それじゃあ100pxより太い縁取りはできないのか?って思いますが、「100px」と書いてある部分に「200px」と入力すれば200pxが適用されます。

なお、半径の最大値は1024pxです。5000pxと入力しても1024pxに修正されます。残念。
縁取りの太さを後で変更したい場合は
アウトラインの設定を後で行いたい場合は、先ほどの「FX」のアイコンをクリックすると、レイヤーエフェクトの設定画面になって、変更ができます。
レイヤーパネルの文字オブジェクト(文字レイヤー)の中にある「FX」のアイコンクリックでもOKですよ。
![レイヤーにある[FX]アイコン](https://res.cloudinary.com/jdash2000/image/fetch/f_auto,q_auto/https://jdash.info/assets_c/2025/11/2025-11-08-Affinity-V3-moji-010723-thumb-480xauto-2194.png)
レイヤーエフェクトの「アウトライン」だけでOK
また、最初に設定した「境界線」の太さを0pxにして、レイヤーエフェクトの「アウトライン」だけでフチ文字を作ることは可能です。
縁取りをひとつの所で管理したい場合は、レイヤーエフェクトだけで設定するほうが良いでしょう。
以上です。
それでは、また。