Affinity V3で文字に縁取りをする方法(フチ文字/縁文字の作り方)


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概要 ▶ Affinityにはアピアランスパネルがあるけど、フチ文字では使わないほうが良いかも。
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Affinity V3で文字に縁取りをする方法(フチ文字/縁文字の作り方)
Affinity V3
Affinity V3

Affinity V3で文字を少しいじってみます。

今回は「文字に縁取りをする」(フチ文字/縁文字を作る)です。

文字を入力してカラーを設定する

それではまず文字を「アーティスティックテキストツール」で入力します。

適当にカラーを付けます。

文字を入力して適当にカラーを付けます
文字を入力して適当にカラーを付けます

カラーパネルを見るとこんな感じですね。文字の塗りにグラデーション、線に白です。

カラーパネル
カラーパネル

縁を2重、3重にしたい

これでフチ文字になっているのですが、縁を2重、3重にしたいことってありますよね。スポーツ新聞の1面の見出しとかで。

アピアランスパネルで操作する

Adobe Illustrator使いなら、めざとく「アピアランス」パネルを見つけることでしょう。

アピアランスパネル
アピアランスパネル

Adobe Illustratorなら、ここで「線」を追加して、線を下の方に持っていって…と思いますよね。

ところがどっこい。「境界線を追加」がグレーアウトしてクリックできません。なんなのこれ🤔

「境界線を追加」がグレーアウト
「境界線を追加」がグレーアウト

【補足】スタジオが「ベクター」の場合のみ「アピアランス」パネルが出てきます。ピクセルの場合は出てきません。

スタジオが「ベクター」の状態
スタジオが「ベクター」の状態

レイヤーパネルの効果を使う

そんな場合は、まず「レイヤー」パネルで文字オブジェクト(文字レイヤー)を選択します。

レイヤーパネル
レイヤーパネル

「レイヤー」パネルの下にある「FX」と書かれたレイヤーエフェクトをクリックします。

[FX]レイヤーエフェクトをクリック
[FX]レイヤーエフェクトをクリック

レイヤーエフェクトの中から「アウトライン」にチェックを付けて、設定すると、2重の縁取りになりました。レイヤーエフェクトを使うなんてPhotoshopかよ!😆

「アウトライン」で縁取りを設定する
「アウトライン」で縁取りを設定する

3重の縁取りにするには、「アウトライン」の項目にある「+」をクリックすると、「アウトライン」の項目が増えるので「半径」を調整して3重の縁取りにします。

「+」をクリックすると項目が複製される
「+」をクリックすると項目が複製される

レイヤーエフェクトの数値

レイヤーエフェクトの「アウトライン」の半径で縁取りの太さが設定できますが、スライダーを一番右にすると、100pxのようです。

100pxの半径に設定
100pxの半径に設定

それじゃあ100pxより太い縁取りはできないのか?って思いますが、「100px」と書いてある部分に「200px」と入力すれば200pxが適用されます。

200pxの半径に設定
200pxの半径に設定

なお、半径の最大値は1024pxです。5000pxと入力しても1024pxに修正されます。残念。

縁取りの太さを後で変更したい場合は

アウトラインの設定を後で行いたい場合は、先ほどの「FX」のアイコンをクリックすると、レイヤーエフェクトの設定画面になって、変更ができます。

レイヤーパネルの文字オブジェクト(文字レイヤー)の中にある「FX」のアイコンクリックでもOKですよ。

レイヤーにある[FX]アイコン
レイヤーにある[FX]アイコン

レイヤーエフェクトの「アウトライン」だけでOK

また、最初に設定した「境界線」の太さを0pxにして、レイヤーエフェクトの「アウトライン」だけでフチ文字を作ることは可能です。

縁取りをひとつの所で管理したい場合は、レイヤーエフェクトだけで設定するほうが良いでしょう。

以上です。

それでは、また。

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