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Affinity V3の標準の画面では、現在編集中のファイルがRGBカラーなのか、CMYKカラーなのかがすぐにわかりません。
自分が作成したファイルを編集しているのであれば、カラーがRGBかどうかは覚えていると思うので問題ないですが、ほかの人が作成したファイルを開くときに編集画面でわからないと困りますよね。たとえば、ウェブで使うパーツを作る作業なのに、CMYKカラーで作ってあるデータを渡されてしまったとか。
というわけで、Affinityの編集画面に開いたファイルのカラーとカラープロファイルを表示する方法を紹介します。Affinityで最初にやっておいた方が良いと思いますよ!
方法は2つあります。お好きな方でどうぞ。
ツールバーに表示する方法
まず、新規でドキュメントを作成するか、適当な画像ファイルを開いてください。
編集画面のツールバーで何もないところにて、右クリックをして、出てきたメニューから「ツールバーをカスタマイズ」を選択します。

ダイアログでCustomiseの画面が表示されます。Customizeじゃないのかよ…イギリス英語なのかよと思いつつ、ツールバーの項目にある「ドキュメント詳細」を探します。
「ドキュメント詳細」には、ピクセル数とカラーモード・カラープロファイルが表示されていますね。
※「カラーモード」はAffinityでは「カラーフォーマット」のことです。

ツールバーの所まで「ドキュメント詳細」をドラッグ&ドロップで持ってきます。
個人的には右端の方で書き出し(画面では「PNGをエクスポート」となっている部分)の左が良いです。

Customiseのダイアログの右下にある「閉じる」ボタンをクリックします。

開いているファイルのピクセル数・カラーモード・カラープロファイルが表示されました。これでわかりやすくなりましたね!

以上です。
ウィンドウに表示する方法
まず、新規でドキュメントを作成するか、適当な画像ファイルを開いてください。
メニューの「ウィンドウ」→「ピクセル」→「情報」を選択して、「情報」ウィンドウを表示させます。

「情報」ウィンドウの下のほうに、カラーモード・カラープロファイルが表示されます。

以上です。簡単ですね。
まとめ
Affinityの編集画面でRGBなのかCMYKなのかといった情報を表示することで、ほかの人から渡されたデータの状態をすぐに確認できるようにしましょう。
ちなみに、Affinityのスタジオ「ベクター」「ピクセル」「レイアウト」でツールバーの設定が独立しているので、それぞれのスタジオで今回のカラーモード・カラープロファイル表示の設定が必要です。
なお、RGBA/8は、RGB+透明の各8ビット(0~255)のカラーという意味で、CMYKA/8は、CMYK+透明の各8ビットのカラーという意味です。覚えておきましょう。