初級ウェブ解析士の勉強と講義や試験を受けてみて良かったこと


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概要 ▶ ウェブを作ることはビジネスを作ること。ビジネスの目標を目指して成果を上げることがウェブ解析士の役割。

先週の3月21日に初級ウェブ解析士(一般社団法人ウェブ解析士協会)の講義と試験を長岡で受けてきました。

講師はウェブ解析士マスターの資格を持つ小杉さんでした。(ウェブ解析士マスターは最上位の資格です)



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なぜ初級ウェブ解析士資格試験を受けようと思ったのか

なぜ初級ウェブ解析士資格試験を受けようと思ったのか。

それはウェブを利用したビジネスの全体像を勉強してみたかったためです。


「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」(第6版)のP.10によれば、ウェブ解析士の立ち位置はウェブマーケターで、ウェブ制作者のプログラマーやウェブデザイナーの上流にあたります。

画像出典:「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」(第6版・一般社団法人ウェブ解析士協会)P.10


現状、私の仕事としては、ほとんどの時間が「ウェブ制作者」として、テンプレートを作ったり、HTMLを書いたりする仕事が非常に多いので、その上流の仕事を知ることで、より作業効率や作業の作法・考え方が変わるのではないかなと思って初級ウェブ解析士の勉強と試験を受けようと思いました。


予習のテキスト読み込みについて

「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」(第6版)は約200ページで分野も上流だけあって、様々な分野に及んでいます。

テキストの章立てを見てみると、以下の通りとなります。

  • 第1章:ウェブ解析とは
  • 第2章:事業分析
  • 第3章:KPIと計画立案
  • 第4章:ウェブ解析と設計
  • 第5章:全体傾向の把握
  • 第6章:トラフィックの解析
  • 第7章:コンテンツの解析
  • 第8章:業界倫理とアジアに於けるトレンド

上流ではこれだけのことをウェブビジネスの基本として学習しておかなければならないわけです。

テキストを読んでいると、今まで業務の中で使ってきたことなどもありますが、全然気にも掛けていなかったことなどもあり(または意図的に無視していた施策もあり(汗))、まだまだやらなければならないことがたくさんあるなと、認識をさせられ、テキストを通して読むだけでも、非常に参考になりました。



実際に講義を受けてみて

※写真は講義の様子


では、いきなり試験を受けても良いのでは?と思いますが、講義や演習は受けておいた方が良いです。


試験前の講義の時間ですが、講師に例題を解きながら出題のポイントを聞く講義の部分と、何名かでチームとなって課題を解いていく演習がありました。

演習の内容ですが、全然違う会社の方と課題に対して「こうじゃないのかな?」と相談したり、同じ課題についてのアイデアを出し合ったりするものでした。

今回は、リスティング広告用(※)の広告文を考える演習があり、自分でも考えてみたのですが、コピーライターとしてお仕事をやっている方の回答を見て、キャッチコピーの基本をキチンと押さえた回答となっていて、感心しました。さすが普段からお仕事としてやっている方は違います。

私はキャッチコピーの基本は思いっきり忘れていて、キャッチコピーに関する書籍は読んでいましたが、身につくように普段から練習しておかないと、と反省。

他の方からも色々な広告案が提示されて、それに対して、どこが良かったか・改善すべきポイントはといったことを学べました。


と、まぁ、実際の試験は選択式なので、こうしたクリエイティブの問題は出ませんが、実際のお仕事で気を付けなければならない点を知れたのは実務をやっている人間としては参考になりました。

※リスティング広告とは、主に検索サイトの検索結果に表示される検索ワードに関連した広告や、興味がある分野に合わせて記事ページに表示される広告などを意味します。


他にも演習では事業内容の把握などでは、参加者から色々な着目点が見られておもしろかったですね。



試験を受けてみて

初級の試験は、公式テキストの持ち込みということで「(計算問題以外は)楽勝じゃね?」と思いましたが、試験時間は60分で試験問題数が65問なので、1問あたりの時間が1分以下ということで、なかなかタイトな試験。

わからない事をひとつひとつ調べていたら時間が足りません。

用語などはある程度覚えておいて、念のための確認程度で見るという感じでした。


イマドキはググればすぐに解説が出てくる時代で、用語の暗記などは時代遅れのようにも感じます。

しかし、実際の仕事を考えてみると、電話口や客先で「このレポートの●●って意味が分からないから教えてくれないか?」と聞かれたときに、すぐに回答できるのと、「少々お待ちください…」とその場でググってお客様を待たせてから回答するのでは、お客様から見た信用は全然違ったものになるはずです。


こうした瞬発力が必要なシーンというものも多いのではないでしょうか。

そういう意味では60分65問はタイトですが、意味があることと感じました。



ウェブ解析士の基本的な考え方とは

初級ウェブ解析士の内容は、実際の所、ウェブサイトを運営していて、ウェブ担当者フォーラム(インプレス)のサイトをよく見ている方なら難易度としてはさほど高くない内容でしょう。

ただ、ウェブ解析士の基本的な考え方は、作業ができる、アクセスのレポートが作れるということではなく、事業の目的に沿ったウェブの活用ができているか?をまず考えなければなりません。

講義でも何回か出てきた言葉です。

ウェブ解析士の目的は「ウェブを改善する」ことではありません。「ウェブ解析を通して事業の成果に貢献すること」です。

「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト」(第6版・一般社団法人ウェブ解析士協会)P.3

単なる見た目のデザインや技術ではなく、事業の成果に貢献できる施策を行っているかを考えることは、ウェブ解析士だけでなく、ビジネスに関わる人全てが考えなければならないことです。

そうした点を改めて考えさせてくれた初級ウェブ解析士の講座・演習・試験は受けてみて良かった点だと思います。


ウェブに関わるお仕事をされている方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?


それでは、よいビジネスを。



※もちろん、今回の講義・演習・試験が諸手を挙げて良かったということではありません。それはそれでまた別の機会に:-P



追記:ウェブ解析士の講義・演習・試験で思うところ(2019/08/19)

2019年8月19日にその内容をアップしました。それもウェブ解析士協会のページに(笑)。

当時はどんな感じでテキストを作っているかなんてわからないですからね、実際にテキスト作成に参加して色々わかりました(笑)。



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