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タイトル落ちですが。
バリューコマースのYahoo!ショッピングに関する一部サービス終了のお知らせ
バリューコマース株式会社から「「StoreMatch」及び「STORE’s R∞」に係るLINEヤフー株式会社との取引契約の終了及びこれに伴う移行サポート業務の提供に係る基本合意書締結に関するお知らせ」が発表されました。
補足資料を見た方が見やすいかも。
バリューコマースのYahoo!ショッピング関連のサービス
バリューコマースのトップページではYahoo!ショッピングに関連するサービスがいくつか掲載されています。
- バリューコマース アフィリエイト
- ストアマッチ(StoreMatch)
- ストアーズ・アールエイト(STORE's R∞)
- ビースペース(B-Space)
今回の発表はこの中からクリック課金型の広告サービスの「ストアマッチ(StoreMatch)」と、CRMツール(というかクーポン発行ツール)の「ストアーズ・アールエイト(STORE's R∞)」のサービスについてLINEヤフー(Yahoo!)が自社開発する方針となったので、2025年7月31日にサービスを終了するというものです。
少しだけYahoo!ショッピングの店舗を運営している身からしたら、なぜさまざまなサービスをYahoo!ショッピング(Yahoo!)とは別の会社のサービスが提供しているのだろうかと思っていました。(そんなことをいったら現Yahoo!広告のOvertureだってそうだろって言われそうですけど…)
ほかのサービスも独自開発に移行する?
それで、「ストアマッチ(StoreMatch)」「ストアーズ・アールエイト(STORE's R∞)」のサービスがYahoo!独自のものになるのはよいのですが、気になるのは「ビースペース(B-Space)」「バリューコマース アフィリエイト」です。
「ビースペース(B-Space)」は楽天市場を運営している人がわかるように書けば「楽天GOLD」です。
画像出典:B-Space(ビースペース)Yahoo!ショッピング向け、ネットショップ繁盛ツール・販促支援
本来ストアとして編集できる領域のほかに別のサーバーがあってそこにHTMLファイルや画像ファイル、JavaScriptファイルなどをおけるようにすることで、ストアの表現力を高めるサービスです。
あわせてランキングで商品紹介するパーツを生成したり、指定時間でバナーの移動切り替えをしてくれたりするサービスですが、楽天市場の運営者から見たら昨年のRMSのアップデートで、デザインの制限はありつつも標準で同じようなことはできる感じになっています。
この「ビースペース(B-Space)」も、もしかするとモールのデザイン機能の改善で使われなくなるかもしれないですし、このサービスで使われるアドレスの一部が「shopping.geocities.jp」と「ジオシティーズ」のドメインにいるのも、昔のジオシティーズをないがしろにされているようでなんだか気に入らないです🤣
Yahoo!にて独自開発して普通に「shopping.yahoo.co.jp」にするか、「space.shopping.yahoo.co.jp」みたいなyahooドメインのアドレスにして欲しいです。
そして「バリューコマース アフィリエイト」は、Yahoo!ショッピング以外にもさまざまなショッピングモールにアフィリエイト機能を提供しているサービスです。そしてYahoo!は独自のアフィリエイト機能はありません。なぜでしょうか。楽天市場もAmazonも独自のアフィリエイト機能があるのに?
画像出典:アフィリエイト(ASP)ならバリューコマース アフィリエイト
アフィリエイトのハードルを下げるためにYahoo!のIDがあればすぐにアフィリエイトができるようにして、Yahoo! IDとPayPayと連携していたら入金もPayPay残高に入る連携をすれば、もっとアフィリエイトをする人も増えるのではないかと思います。
また、Yahoo!ショッピングの商品ページにはSNSへ投稿するボタンがないですが、Yahoo! IDとLINE連携していたら、すぐにLINEへ投稿できるようにしてあるとよいかもしれませんね。
もっとアフィリエイトをする人はバリューコマースや楽天LinkShareなどを使うのが効率的なのかもしれませんけど、ライトユーザー向けとして気軽にアフィリエイトができるようにすることは流入数の増加も見込めるのでモールにとって悪いことではないはずです。
Yahoo!は、Yahoo!ショッピングの機能をなるべく独自開発してもらい、Yahoo! IDひとつでさまざまなサービスを享受できるように改善してもらいたいものです。