今さらですが、Surface Pro 2でPhotoshop CC 2014を本格的に使い始めました。今まではPhotoshop CS4がメインだったもので。
そこで問題が発生。Photoshop CC 2014をSurface Pro 2で起動すると何か遅い。
それも起動時に「ディスプレイドライバーの評価待ちを中断しました。グラフィックハードウェアを使用する機能拡張が無効になっています。メーカーのWebサイトで最新のソフトウェアを確認してください。」と表示されてしまいます。
Surface Pro 2はきちんとWindows Updateして、グラフィックチップのディスプレイドライバーがMicrosoft製の最新なのですが…(Intel製の最新とは言わない)。
環境設定のパフォーマンスでも「グラフィックプロセッサーの設定」の設定ができない状態です。
タスクマネージャーで確認してみると、遅くなっている原因は「Adobe Photoshop GPU Sniffer」のプロセス。
GPUのチェックをしているみたいですが、Photoshopを終了してもなぜか生きて、負荷をかけ続ける謎のプロセスです。
つまりこのプロセスが問題なわけですね。
正体は「C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop CC 2014」にいる「sniffer.exe」です。
なので名前を変えて起動しないようにしましょう(笑)。
Photoshop CC 2014とAdobe Photoshop GPU Snifferのプロセスを全て終了した後、ファイル名を変更します。
今回は「sniffer.exe_」と「_」をexeの後に付けました。
「このファイル名を変更するには管理者の権限が必要です」と表示されるので「続行」をクリック。
その後、Photoshop CC 2014を起動すると、警告も表示されなくなり、環境設定の「グラフィックプロセッサーの設定」で「Intel(R) HD Graphics 4400」と認識され、設定ができるようになりました。
なぜ正しくグラフィックプロセッサーが認識され、設定できるようになったのかというのは謎。
Adobe Photoshop GPU Snifferは必要なのか?
とりあえず、こんな感じで現在は快適に使っています。
Surface Pro 3ではこんな問題は無いのだろうけどな~、しっかりして下さい、Adobeさん!
それでは、よいSurface Pro 2ライフを。
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●参考
英語圏のAdobeフォーラムを参考にしました。Photoshop CCでも同じことが起きていたのか…。
Surface Pro 2だって書いているのにMacの話をする回答者。それもファイル名の先頭に「~(チルダ)」付けるのは古くからのユーザーだな、きっと(笑)。参考にはなりましたが。
This is not the one I was thinking of but look at this:
The workaround given is to disable the gpu sniffer until the fix is issued.
1. In the Photoshop CC folder, Ctrl-click on Adobe Photoshop CC.app
2. Choose "Show Package Contents" from the context menu.
3. Open the Contents > MacOS folder, look for "sniffer"
4. Keep that file, but rename it by placing a tilde in from of sniffer: ~sniffer
5. Close the finder and PS CC should launch normally.
Video driver crash, gpu sniffer hogs cpu on sur... | Adobe Community
フォーラムのやり取りではAdobeのスタッフはMicrosoft製ドライバーの不具合とのことらしいですが、現時点でも解決してないのできちんとMicrosoftと情報交換して欲しいものです。