スマートフォンやデジカメで増え続ける写真をどこに保存するのかは悩ましい問題です。
以前であれば、自分のパソコンや外付けのハードディスクドライブ(HDD)に保存していたのでしょうが、時代が変わってクラウドに保存することが増えてきました。
クラウドに保存されていればどこの端末からも写真を見ることができて便利ですし、自分のパソコンやHDDでは壊れる心配もあります。
そんな中、Googleが新しい写真向けサービスを開始しました。
その名はGoogle Photos。
開発者イベント Google I/O 2015より。Googleは1600万画素までの写真と1080pまでの動画を無料で無制限に保存できる「Google Photos」を発表しました。特徴は枚数無制限の保存、共有、編集機能など。本日より利用可能。
「Google Photos」発表。1600万画素までの写真を無制限に保存。Android / iOS / WEBで本日提供開始 - Engadget Japanese
1600万画素まで無料で無制限に保存できるのは枚数を気にしなくてもいいので心強いですね。
とはいえ、1600万画素といわれても、縦横が何ピクセル(ドット)なのか全然ピンと来ないので、計算してみました。
4:3の画像の場合
計算式は以下の通り。
4X×3X=12X2=16000000
X2=16000000/12=1333333.333333333
X=1154.700538379252
つまり、4:3の画像の場合、4618×3464ピクセル(=15996752画素)となります。
16:9の画像の場合
同じように計算します。
16X×9X=144X2=16000000
X2=16000000/144=111111.1111111111
X=333.3333333333333
つまり、16:9の画像の場合、5333×2999ピクセル(=15993667画素)となります。
印刷だとどのくらいのサイズで使える?
印刷では350dpi(350ppi)が一般的な解像度(キレイに印刷できる解像度)とされています。
先程のピクセル数はどのくらいのサイズの印刷物に使用できるのかをPhotoshopに計算させてみました。
4:3の画像の4618×3464ピクセルの場合、335.13×251.39mmです。
一般的なコピー用紙のA4サイズが297×210mmですので、それよりも印刷では大きく使用できるサイズになります。
16:9の画像の5333×2999ピクセルの場合、387.02×217.64mmです。
こちらもA4サイズより大きいサイズで印刷できることになりますね。かなり大きく使えます。
まとめ
Google Photosの無料で利用できる画像のピクセル数(画像サイズ)と、その画像の印刷サイズをまとめると次の通りです。
- 4:3画像 → 4618×3464ピクセル・335.13×251.39mm
- 16:9画像 → 5333×2999ピクセル・387.02×217.64mm
Nikonのデジタル一眼レフカメラの高級なものを見ると「3635万画素」などありますが、普通の用途であれば1600万画素でも大丈夫ではないでしょうか。
それでは、よいフォトライフを。