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Adobe Creative Cloudの契約をすると、印刷やWebで使用できるフォントが選べる「Typekit」というサービスも使えるようになります。
Typekitって、欧文フォントは充実しているけど、和文フォントはほとんど無いよね?という印象がありました。
しかし、そんな時代は終わりました。
いつの間にやら、日本語書体がかなり増えていました!
実際の所、2015年10月から使えるようになっていたわけだけど、Typekitって最近まであまり関心がなかったもので(汗)
今日の基調講演の中で、日本視点からの注目ポイントとしては、Creative Cloudのフォントライブラリサービス「Adobe Typekit」へのモリサワ書体とグループ会社タイプバンク書体の追加が挙げられるでしょう。
日本時間の2015年10月6日から、Creative Cloud のサブスクリプションユーザは、追加費用なしでリュウミン、太ミンなど計20書体の一部ウエイトが使用可能となります。
Adobe MAX 2015基調講演レポート:さらに進化するWeb制作環境 すべてがつながるCreativeSync、レスポンシブデザイン対応のMuse、TypeKitのモリサワフォントサポートなど(Adobe Creative Station)
Webフォントを使い始めて、Typekitに関心が出てきたので、覚え書き的に現時点でAdobe Creative Cloudユーザーが使える日本語フォントを紹介します。
●使える80種類の日本語フォント名
まずは、結論から。
以下のリスト分の日本語フォントがAdobe Creative Cloudユーザーが使える日本語フォントです。(並びはTypekitのページを基準に多少変更)
なお、Pr6N・PlusN・StdNとフォント名に「N」が含まれているのは、いわゆるJIS2004対応フォントです。(源ノ角ゴシックもJIS2004対応フォント)
- A-OTF 太ミン A101 Pr6N
- A-OTF 太ゴ B101 Pr6N
- A-OTF 中ゴシック BBB Pr6N
- A-OTF じゅん Pro 101
- A-OTF 見出ゴ MB31 Pr6N
- A-OTF 見出ミン MA31 Pr6N
- A-OTF UD黎ミン Pr6N L
- A-OTF リュウミン Pr6N L-KL
- A-OTF UD新ゴ Pr6N L
- A-OTF UD新丸ゴ Pr6N L
- 源ノ角ゴシック ExtraLight
- 源ノ角ゴシック Light
- 源ノ角ゴシック Normal
- 源ノ角ゴシック Regular
- 源ノ角ゴシック Medium
- 源ノ角ゴシック Bold
- 源ノ角ゴシック Heavy
- Roサン Std-M
- 漢字タイポス415 Std R
- Roぶらっしゅ Std U
- Ro日活正楷書体 Std-L
- TBカリグラゴシック Std E
- Ro篠 Std-M
- TBちび丸ゴシック PlusK Pro R
- TB新聞ゴシック Std M
- TBシネマ丸ゴシック Std M
- TB新聞明朝 Std L
- りょうゴシック PlusN EL
- りょうゴシック PlusN L
- りょうゴシック PlusN R
- りょうゴシック PlusN M
- りょうゴシック PlusN B
- りょうゴシック PlusN U
- りょうゴシック PlusN UH
- りょう Display PlusN M
- りょう Display PlusN SB
- りょう Display PlusN B
- りょう Display PlusN EB
- りょう Display PlusN H
- りょう Text PlusN EL
- りょう Text PlusN L
- りょう Text PlusN R
- りょう Text PlusN M
- 平成角ゴシック StdN W5
- 平成角ゴシック Std W3
- 平成角ゴシック Std W5
- 平成角ゴシック Std W7
- 平成角ゴシック Std W9
- 平成丸ゴシック Std W4
- 平成丸ゴシック Std W8
- 平成明朝 StdN W3
- 平成明朝 Std W3
- 平成明朝 Std W5
- 平成明朝 Std W7
- 平成明朝 Std W9
- かづらき SP2N L
- 小塚明朝 Pr6N EL
- 小塚明朝 Pr6N L
- 小塚明朝 Pr6N R
- 小塚明朝 Pr6N M
- 小塚明朝 Pr6N B
- 小塚明朝 Pr6N H
- 小塚明朝 Pro EL
- 小塚明朝 Pro L
- 小塚明朝 Pro R
- 小塚明朝 Pro M
- 小塚明朝 Pro B
- 小塚明朝 Pro H
- 小塚ゴシック Pr6N EL
- 小塚ゴシック Pr6N L
- 小塚ゴシック Pr6N R
- 小塚ゴシック Pr6N M
- 小塚ゴシック Pr6N B
- 小塚ゴシック Pr6N H
- 小塚ゴシック Pro EL
- 小塚ゴシック Pro L
- 小塚ゴシック Pro R
- 小塚ゴシック Pro M
- 小塚ゴシック Pro B
- 小塚ゴシック Pro H
やはり80種類もあると、かなりの量ですね。
●フォントのイメージ
フォント名だけでは、イメージが湧かないのでサンプルテキストを入力して画像を作ってみました。
なお、サンプルテキストの途中にある「飴葛辻」はJIS2004対応フォントかどうかで形状が変わるので、分かりやすくするために入れました。
●A-OTF 太ミン A101 Pr6N
●A-OTF 太ゴ B101 Pr6N
●A-OTF 中ゴシック BBB Pr6N
●A-OTF じゅん Pro 101
●A-OTF 見出ゴ MB31 Pr6N
●A-OTF 見出ミン MA31 Pr6N
●A-OTF UD黎ミン Pr6N L
●A-OTF リュウミン Pr6N L-KL
●A-OTF UD新ゴ Pr6N L
●A-OTF UD新丸ゴ Pr6N L
●源ノ角ゴシック ExtraLight
●源ノ角ゴシック Light
●源ノ角ゴシック Normal
●源ノ角ゴシック Regular
●源ノ角ゴシック Medium
●源ノ角ゴシック Bold
●源ノ角ゴシック Heavy
●Roサン Std-M
●漢字タイポス415 Std R
●Roぶらっしゅ Std U
●Ro日活正楷書体 Std-L
●TBカリグラゴシック Std E
●Ro篠 Std-M
●TBちび丸ゴシック PlusK Pro R
●TB新聞ゴシック Std M
●TB新聞明朝 Std L
●TBシネマ丸ゴシック Std M
●りょうゴシック PlusN EL
●りょうゴシック PlusN L
●りょうゴシック PlusN R
●りょうゴシック PlusN M
●りょうゴシック PlusN B
●りょうゴシック PlusN U
●りょうゴシック PlusN UH
●りょう Display PlusN M
●りょう Display PlusN SB
●りょう Display PlusN B
●りょう Display PlusN EB
●りょう Display PlusN H
●りょう Text PlusN EL
●りょう Text PlusN L
●りょう Text PlusN R
●りょう Text PlusN M
●平成角ゴシック StdN W5
●平成角ゴシック Std W3
●平成角ゴシック Std W5
●平成角ゴシック Std W7
●平成角ゴシック Std W9
●平成丸ゴシック Std W4
●平成丸ゴシック Std W8
●平成明朝 StdN W3
●平成明朝 Std W3
●平成明朝 Std W5
●平成明朝 Std W7
●平成明朝 Std W9
●かづらき SP2N L
●小塚明朝 Pr6N EL
●小塚明朝 Pr6N L
●小塚明朝 Pr6N R
●小塚明朝 Pr6N M
●小塚明朝 Pr6N B
●小塚明朝 Pr6N H
●小塚明朝 Pro EL
●小塚明朝 Pro L
●小塚明朝 Pro R
●小塚明朝 Pro M
●小塚明朝 Pro B
●小塚明朝 Pro H
●小塚ゴシック Pr6N EL
●小塚ゴシック Pr6N L
●小塚ゴシック Pr6N R
●小塚ゴシック Pr6N M
●小塚ゴシック Pr6N B
●小塚ゴシック Pr6N H
●小塚ゴシック Pro EL
●小塚ゴシック Pro L
●小塚ゴシック Pro R
●小塚ゴシック Pro M
●小塚ゴシック Pro B
●小塚ゴシック Pro H

上に上げたフォントですが、実際は80種類の中で、Creative Cloudで標準フォントになっている小塚明朝・小塚ゴシックの24書体分があるので、56書体分になりますが、それでもかなりの数になります。
フォントベンダーもアドビだけではなく、モリサワ・TypeBankが入っていてバラエティに富んでいると感じました。
みなさんも気に入ったフォントがあったらTypekitからインストールしてみてくださいね。
- Typekit(Adobe)
それで、よいフォントライフを。
●余談
私がこの中で好きなフォントは「りょうゴシック PlusN」ですね。「源ノ角ゴシック」でもいいのですが、「りょうゴシック PlusN」の方が、ひらがなの部分が柔らかい感じがして好きです。
「りょうゴシック PlusN」って確か「初級ウェブ解析士 認定試験公式テキスト 2016 第7版」の本文書体じゃなかったかな…。
「りょう」はゴシックの他に「りょうText」「りょうDisplay」という明朝体系のフォントがあるのですが、TextとDisplayって何のことかと思って調べてみたら、本文と(広告宣伝でよく使われる)「ディスプレイ」の意味だったのですね。小さなサイズ向きか、大きなサイズ向きかということで。そんな所まで考えられているのはすごいですね。
りょうはTextとDisplayという異なる用途を想定したふたつのファミリーで構成されており、Text は本文や比較的小さな文字サイズでの利用に適している。
アドビ/かな書体(りょう)(和文フォント大図鑑)
本文や比較的小さな文字サイズでの利用に適したTextに対し、Display はポスターや広告の見出しなど大きな文字サイズでの利用を想定してデザインされている。
アドビ/かな書体(りょう)(和文フォント大図鑑)