Microsoft Copilot(個人版)がアプリもウェブも2024年10月中旬ころに突然大幅にUIが変更されました。合わせて、機能が大幅に劣化してしまいました😭 ※ウェブは https://copilot.microsoft.com/
具体的な劣化は、チャットの回答のソース(根拠)がまったく表示されません。また、そもそもの回答の質もかなり落ちています。回答のスピードは早くなったかもしれないです。
いずれにせよ、品質面で使えない生成AIになってしまいました。使う人が多すぎたのか、一般人に合わせるとこの程度の性能で良いのか、理由は定かではありませんが、私としては使えない生成AIになってしまいました😭
さて、使えなくなってしまったMicrosoft Copilotアプリ(個人版)の代替の方法を探してみました🔍
Bingアプリ
MicrosoftからリリースされているBingアプリがあります。
たまーにBingアプリを使っていたのですが、起動すると画面の下部にCopilotアイコンがあります。
Copilotアイコンをタップすると……おおっ!我々が求めていたMicrosoft Copilotがここに✨✨
GPT-4も使えます🤩
チャットをしてみると、今までどおりの回答が返され、ソース元の表示もされます。やったね🥰
この方法がいつまで使えるのかは不明ですが、とりあえず2024年10月31日時点では使えています。使えなくなったらMicrosoft 365に課金するしかないのかね……。
ちなみにAndroid・iOS(iPhone)どちらもBingアプリで今までどおりのCopilotが使えます。
Edgeブラウザー付属のCopilot
詳細は省きますが、Edgeブラウザーに付属しているCopilotは、今までどおりのCopilotです✨
これはPCのブラウザー、Android・iOSのアプリともに同じです。良質なCopilotを使いたければEdgeブラウザー使えってことなのかな。私はPC・Android・iOSともにEdgeブラウザーメインで使っていますが。
2024年11月3日追記:Android版のEdgeブラウザーは新しいCopilotに変わってしまいました。残念。iOS版はまだ使えます。
なお、PCのEdgeブラウザーはサイドバーでCopilotを使う時は今までどおりのCopilotですが、別タブ内でCopilotを表示させようとするとダメばCopilotになります。なんなんだ😔
Microsoft 365ユーザーは大丈夫だが…
最初に「Microsoft Copilot(個人版)」と書いたのは、Microsoft 365で使えるCopilotの方は今までと変わりない感じで使えるためです。仕事で使っている有料のユーザーは今までどおりの使い勝手を、ということでしょうか。
ただし、アドレスは https://copilot.microsoft.com/ ではなく、 https://m365.cloud.microsoft/chat になりました。Microsoft 365の画面の中で使えるというイメージです。
いずれにしても、ウェブページをアプリのように登録して使う方法ではアイコンがMicrosoft 365アイコンになってCopilot感がまったくなくて気に入りません。ほかにもチャットの画面のフォントが中華フォントで表示がおかしいのも腹立たしいです😣
Microsoft Copilotアプリアップデートしたら、なんか劣化、使えない生成AIになってしまった。出典も不明になり、コピーできなくなり、何をしたいのかわからない。
— 笹川純一(DTPオペ➡️ウェブ制作・EC運営担当) (@jdash2000) October 10, 2024
Microsoft 365版は履歴が付くようになったけど、フォントは中華フォントだし体験が最悪に…
かなり使っていたのにこの変化は悲しい。
【余談】ChatGPTのチャットにソースが表示されるようになる?
2024年10月31日にChatGPT検索が発表されました。無料版ユーザーは今後数か月以内に利用できるようになるようですね(私は無料版ユーザーなのでまだ使えないです)。
検索はchatgpt.com、デスクトップアプリ、モバイルアプリでもご利用いただけます。すべての ChatGPT Plus と Team ユーザー、および SearchGPT の順番待ちリスト ユーザーは、本日からアクセスできます。EnterpriseおよびEduのユーザーは、今後数週間以内にアクセスできるようになります。今後数か月以内に、すべての無料ユーザーに展開します。
ChatGPT検索の紹介 |オープンAI(ChatGPT検索の紹介 |オープンAI)
その中でソースへのリンクが付くようになったとの説明がありました。
チャットには、ニュース記事やブログ投稿などのソースへのリンクが含まれるようになり、詳細を知る方法が提供されています。レスポンスの下にある「ソース」ボタンをクリックすると、参照が記載されたサイドバーが開きます。
ChatGPT検索の紹介 |オープンAI(ChatGPT検索の紹介 |オープンAI)
ChatGPTのこの動きがあるからCopilotの方からソースのリンクが消えたということはないですよね?(同じ機能の競合という意味で)