Adobe RGBはすべてのクリエーターにとって最適か。


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概要 ▶ タイトル「Adobe RGBはすべてのクリエーターにとって最適か。」からして胡散臭いが、言いたいことはAdobe RGBがどうこう言っているだけでは「すべて」のクリエーターの満足は得られませんよ、ということ。そもそも「すべて」と付けた時点で胡散臭さ満点(=「すべての人が満足する」ものはない)ではあるが。MD研究会から発行されている「デジタル画像で困っていませんか?」というメールマガジンの海津宜則さ
Adobe Photoshop Elements 3.0 日本語版 Windows版 乗換え・アップグレード専用パッケージタイトル「Adobe RGBはすべてのクリエーターにとって最適か。」からして胡散臭いが、言いたいことはAdobe RGBがどうこう言っているだけでは「すべて」のクリエーターの満足は得られませんよ、ということ。そもそも「すべて」と付けた時点で胡散臭さ満点(=「すべての人が満足する」ものはない)ではあるが。

MD研究会から発行されている「デジタル画像で困っていませんか?」というメールマガジンの海津宜則さんのコラムで興味深いことが書いてあった。
端からみれば海津さんの独特の色という意見を頂戴するが、当の本人はこの色を創り出すという感覚が極端ないい方をするとデジタル環境では無くなってしまったと感じており、少し寂しい気がする。

つまりAdobe RGBなどで設定されている枠の中から逸脱することが出来ないからだ。アナログ時代で有れば印刷を無視すれば色は色々と創り出すことが出来たのである。時には意図的に蛍光色を混ぜたりといった具合にだ。
《まぐまぐ!メールマガジン》 デジタル画像で困っていませんか?

不勉強なのでAdobe RGBがどういう範囲までのものかはよくわからないのですが、光を反射して存在するアナログ制作物が出せるカラーと、ブラウン管や液晶などからの直接光によるデジタル制作物が出せるカラーの範囲が異なっていると書いてあるのではないだろうか。(読み間違えていたらすみません)
確かに画面上で「蛍光色の黄色」と「普通の黄色」の表現の違いを出すとなると難しい気がするし、マゼンタ版と蛍光ピンクを差し替えたものがどのように違うかをWEB上で表現している印刷会社もない(と思う)。手許にある『ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか』(ダイヤモンド社)のカバーで使われている特色の金色や(ビックリマンチョコであった)キラキラしているカラーだって同じかもしれない。

時代は『成瀬商会/「特色のプロセス4 色化」を実現』[jagat.or.jp]みたいに特色よりもコスト削減のためにプロセスカラーでの印刷を求められている。まぁ…自分の勤めている会社だってそうだが、そういう印刷会社ばかりになってはクリエーター達にとっては受難の時期なのかもしれない。特色にしか出せない味があるのに…というクリエーターは多いだろう。もちろん実際は特色で印刷した実物や特色のチップなどをどの程度のクリエーターが見ているかも問題にはなるのですが。まさに「オランダには山はない」なのかもしれません(『ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか』(ダイヤモンド社)50ページ)。

結局Adobe RGBだけやっていればすべてのクリエーターが満足かといったら、そんなことはとんでもない、IllustratorやPhotoshopでの特色の表示に毎日憤慨している方がいらっしゃるのではないだろうか(Illustratorでスウォッチなどでカラースペースを特色とプロセスを切り替えても何も変わらないしね…)、とふと思ってしまった。
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