DTPの勉強会で11月15日に東京に行ってきました。今回はテーマがInDesignということで、入り口の張り紙のカラーは紫色。
- 【DTPの勉強会 第15回】開催のお知らせ(DTPの勉強会)
DTPの勉強会第15回の会場は浅草橋駅の前の「ヒューリック ホール & カンファレンスRoom1」というところ。
ウェブサイトはHG丸ゴシックM-PRO感ありますが、Wi-Fiサービスや温かいおしぼりの無料サービスという驚きのサービスもあり、なかなか良いホールでした(会場の参加者側の電源がほとんどない以外は)。
画像出典:【秋葉原・浅草橋】ヒューリック ホール & カンファレンス│貸し会議室/イベントホール
●コンビニのコーヒーは画一的?
この会場は1階にコンビニのスリーエフがあるのですが、ここでのコーヒーサービスに驚きました。
お金を払うと、紙のカップを渡されるところまでは普通のコンビニと一緒です。
しかし、スリーエフではなんと6種類のコーヒーから選べるのです。セブンイレブンみたいに1種類ではないのです(サークルKサンクスは結構あるけど)。
ちょっと店内の写真はないのですが、6種類のコーヒーは、コーヒーウォーマーの上にデカンタに入っています。こういうのね。
Kalita デカンタ 1.8L ブラック | ||||
|
コーヒーは既にできて温められています。コーヒーはできているので、セブンイレブンのように待つ時間がありません。カップに注ぐだけ。早い!
セミナーの休憩時間のような時間がない時にはピッタリです!
そして、一番凄いと思ったのは、セルフなので、好きなだけカップにコーヒーを入れられるということ。
カップの縁のギリギリまで入れても良いですし、時間もないし少しだけ飲めれば良いという人はほんの少しだけ入れるということが可能です。(もしかしたらコーヒーもブレンドすることもできたのかもしれません(笑))
セブンイレブンやローソンなどでは量が自動ですから、こうしたニーズに応えることができません。。
画一的な量ではなく、まさに自分好みの味と量をセレクトできるスリーエフのコーヒーはなかなかナイスなサービスだと感じました。コンビニコーヒー市場はセブンイレブンの一人勝ちのようですが、種類・スピード・量などで違いを出していくことも重要だと感じました。
コンビニコーヒーの販売においても、7億杯中4.5億杯を占めるなどライバル企業をまったく寄せ付けない販売実績を誇っています。
2/4 コンビニコーヒー戦争から学ぶポジションに応じた戦略 [マーケティング] All About
●火災報知器・消火栓についている赤いランプ
会場内には消火設備が当然あるわけですが、火災報知器と消火栓を見ていたら違和感が。
赤のランプの部分が飛び出ていないのです。
普通この手のランプって丸く飛び出ていませんか? それが当然のデザインだと思っていましたが、考えてみたら、そうでなければならない理由はないわけです。
利用者が必要なものは飛び出た赤いランプではなく、「火災報知器はここです」というアピールですよね。
ここにありますということを利用者にきちんとアピールできれば、このようなフラットなデザインでも問題ないわけです。フラットにすることで通行者がランプに当たって嫌な思いをすることもなくなりますし、スマートに見えます。
何てことはない火災報知器・消火栓でしたが、改めて利用者目線でデザインを考え直すことは大切だなと感じました。
●まとめ
消コーヒーを飲む体験と火災報知器のデザインに対しての顧客の欲求は何か? 今ある姿が王道(メジャー)だから、と思考放棄しては新しい発見やビジネスに繋がらない、という気づきを得たコーヒーと火災報知器・消火器でした。
それでは。
●余談:温かいおしぼりはナイスなサービスだ
勉強会やセミナーでちょっと疲れた時に、温かいおしぼりはナイスなサービスでした!
こんな感じで「Japanese Oshibori」が置いてあります。もちろん、顔を拭きました。飲み屋にいるおっさんですな(笑)。
このサービスは初めて見たので、「会議室におしぼり?」と思われた方は会場でぜひ体感して下さい。
●余談2:スリーエフのコーヒーについて
最近ダイドーと提携してコーヒーの販売を開始したそうで、F STYLEとかいうらしいのですが、今回紹介したのはこれではありません。
画像出典:星より明るくスリーエフ
gooz COFFEE(グーツコーヒー)というそうです。
画像出典:gooz インストアFF(ファストフード)強化型(スリーエフ)