Google ChromeはGoogleのサービス高速化に特化したブラウザにならないのだろうか?


  • 公開:
  • 更新:
  • 編集:
概要 ▶ Entering Hyperspace by EoleGoogle Chromeブラウザーは、確か6週間おきにアップデートする。Google、6週間毎にChromeの新バージョンを提供へそれとGoogleのサービスのアップデートのタイミングを合わせることでユーザー体験を向上させられないのか。
Entering Hyperspace by Eole


Google Chromeブラウザーは、確か6週間おきにアップデートする。


それとGoogleのサービスのアップデートのタイミングを合わせることでユーザー体験を向上させられないのか。

JavaScriptではなくそのサービスのマシン語を内蔵

例えばGoogleのサービスでよく使われる検索やメールで使われるJavaScriptは、Google Chromeにそれぞれのサービス最適化した状態のものを最初から内蔵しておいて、高速実行することはできないのだろうか。


Google ChromeはJavaScriptエンジンとしてV8エンジンを搭載していて、このV8エンジンは以下の様な高速化の手法がとられている。

Dynamic Machine Code Generation V8 compiles JavaScript source code directly into machine code when it is first executed. There are no intermediate byte codes, no interpreter. Property access is handled by inline cache code that may be patched with other machine instructions as V8 executes.
Design Elements - Chrome V8 — Google Developers

「最初に実行する時にJavaScriptのソースコードを直接マシン語に変換する」と書かれている。
変換に掛かる時間がどの程度なのかはわからないが、変換しているのは事実なわけだ。

それであれば、最初から変換したものをブラウザが内蔵していれば、さらに高速化されるのではないかというのは誰でも思うところではないか。


画像データなどもRAWデータとして内蔵

また、Googleのサービス(Google検索・Gmail・Google+など)で使用されるアイコン画像なども内蔵しておけばウェブからロードしなくて済むので高速化されるはずだ。

さらにこの画像データもPNGやJPEGの圧縮された状態ではなく展開されたイメージで内蔵されていれば、イメージをブラウジング画面にラスタライズする時の負荷も減るだろう(※)。

※これはDTPのRIPの負荷をイメージして書いている。バイナリエンコーディングかJPEGエンコーディングか、みたいな…(笑)


この提案の欠点

ただし、これらの提案は「セキュリティ上のJavaScriptコードの変更」「デザイン変更」などがあった場合、Google Chrome内蔵されたデータ(リソース)を使用できなくなり、高速化できなくなるので、その点が問題。また、コードの変更などの変更を検知する仕組みにどの程度時間が掛かってしまうかも考慮しないといけない。

また、ブラウザに内蔵することでブラウザ起動までの時間が掛かるようになったり、メモリの使用量が増加することも考えられるので単純な実現は難しい。


20120504-Google-Chrome

それでも高速化されたウェブ体験を味わいたい

しかし、せっかくブラウザとウェブサービスを同じ会社が作っているのだから、たとえ自社サービス贔屓と言われても、ユーザーにより快適なウェブ体験をしてもらうためにこうした方向性があっても良いのではないか。

Google+といったFacebookやTwitterなどと競合するサービスもChromeが快適にアクセスできるブラウザとして進化していけばおもしろいことになるかもしれない…と重いiPhone用のFacebookアプリを操作していて思った。


Googleサービスが高速になる特別なGoogle Chromeブラウザー。
みなさんは利用したいですか?


P.S.

現実的な話だと機能拡張(エクステンション)になるかもしれないが。
カテゴリー:

このページをぜひシェアしてください

こんな記事も読まれています

リアクションやコメントをどうぞ