概要 ▶ 会社への通勤路に小中学生の時に同じ学校へ通った人の家がある。その彼の言っていた言葉が印象深くて、それも今思い出すとまた違った意味にも取れるので、勢いだけで書いてみようと思う。彼は絵がうまかった。
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出典:Coastal Scents Eyeshadow Palette matte/satin 5 by pumpkincat210
会社への通勤路に小中学生の時に同じ学校へ通った人の家がある。
その彼の言っていた言葉が印象深くて、それも今思い出すとまた違った意味にも取れるので、勢いだけで書いてみようと思う。
彼は絵がうまかった。
小学校の屋上で風景を見て、絵を描く授業があった。
校舎の屋上からは山と田んぼが少し見える感じだ。
みんな絵の具を混ぜ、絵を描いていた。
みんな山を書いたり家を描いたりしていた。
山は緑色。
自分もそんな風に描いていた。
でも、彼は山の色を「水色」で描いていた。
ものすごく驚いた。
「山の色は緑色だよね。なんでその色で描いたの?」
答えは明確。
「遠くに見える山は緑色に見えないよ。」
答えを聞いて混乱した。
でも、改めて遠くの山を見たら…確かに緑色ではなかった。
遠くの山の色は水色だったのだ。
彼は自分の見た色で絵を描いていただけだった。
自分は思い込みで色を付けていただけだった。
思い込みが先にあって、本当の色を見ている気になっていただけだった。
今、この言葉を思い出すと、自分が本当に思い込みなしで物事を見ているか心配になる。
目で見てはいるけど、思い込みでこうではないかと思ってはいないか。
耳で聞いているけど、思い込みでこうではないかと思ってはいないか。
そんなことを考えてしまうここ最近なのだった。
※オチはありません。