Tumblrを企業で使うことをお薦めする理由


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概要 ▶ 246/365 (Sep 3) - 「タンブラー。」T by ymorimo突然ですが、今回はソーシャルメディアでも話題のTumblrを企業で使うことをお薦めする理由を書いてみたいと思います。Tumblrはキュレーション型サイトということで話題になっていますね。Tumblrとは本題に入る前にTumblrについて紹介します。Tumblrはオバマ大統領も選挙キャンペーンで利用しているウェブサービスのひ
246/365 (Sep 3) - 「タンブラー。」T by ymorimo

突然ですが、今回はソーシャルメディアでも話題のTumblrを企業で使うことをお薦めする理由を書いてみたいと思います。Tumblrはキュレーション型サイトということで話題になっていますね。

Tumblrとは

本題に入る前にTumblrについて紹介します。
Tumblrはオバマ大統領も選挙キャンペーンで利用しているウェブサービスのひとつです。


オバマ大統領の選挙キャンペーンのTumblrを開いてみましょう。

20120324-tumblr-02

え? なんですか、これは(笑)。


オバマ大統領の選挙キャンペーンのTumblrは見てみると、先ほどのおもしろい画像だけではなく、今までの成果に対しての考えのブログの引用・転載があったり、コメントについての引用・転載があったりと、オバマ大統領に関する情報がまとめてみることができます。


先ほどのおもしろい画像のページ(笑)の個別ページを開いてみます。
20120324-tumblr-03

引用・転載についてはそれぞれ個別のページが割り当てられており、下の方には「○○さんがlikeとしました」「○○さんがリブログしました」(リブログはTwitterで言うところのリツイート・Facebookのシェア・Google+での共有だと思ってもらえばいいです)といった反応が掲載されています。


コンテンツに対して、読者が興味を持っているかどうかがすぐにわかるのでおもしろいですね。



キュレーションが流行っているらしい

2012年3月22日の日経産業新聞の3面に以下の記事が掲載されていました。
『キュレーション型サイト広がる 写真や動画 自分流に編集』
20120324-tumblr-01

近くにはTumblrのCEOへのインタビューも掲載されていました。


今はキュレーション型サイトとしてTwitterのつぶやきをまとめるTogetterやNAVERまとめ、画像をまとめるPinterst(ピンタレスト)など、様々なサービスが出てきています。

これらのサービスはまとめるだけではなく、情報を再共有(拡散)させることが簡単に行える仕組みが多くのサービスで内蔵されており、一定の方針でまとめられた情報の広がりを促進することができます。


企業のTumblr利用について

では、企業がTumblrを活用した方が良いというのはどういった理由なのでしょうか。

それは企業が「お客様の声」の新しい形として、人々に情報発信できるのではないかと考えているからです。

企業のサービスに対しての「お客様の声」は各企業で郵便・メール・ウェブ・コールセンターなどを利用し拾い上げて、次のサービスへの改善活動に活かしていることでしょう。また、お客様の声をパンフレットやネットに掲載することで、安心感・信頼感を高めようと活用しているかと思います。


こうした「企業側からの感想の聞き取り」や「ユーザーが企業に送ってくる感想」といった、企業を中心としたお客様の声の集め方・集まり方は今後も必要であることは間違いありません。


しかし、今後はユーザーが意識的に企業に届けようと思って発信していない情報も集めていくべきです。

ユーザーは企業サイトや商品パンフレットに掲載しているお客様の声だけではなく、ソーシャルメディア上のユーザーの声も見ることが今後増えていくのは間違いないからです。



Tumblrは「引用」という機能が付いていますので、こうしたネット上の感想や意見をまとめる(引用・転載する)作業が簡単にできます。


私が所属している会社もTumblrを利用してネットで当社のコンテンツ・サービスに対して話題にしているものをまとめています。
20120324-tumblr-04

エゴサーチ(自分の名前などのキーワードで検索すること)は各企業は行っているかと思いますが、それをひとつのサイトにまとめることで「ネット版お客様の声」が簡単にできます。

こうしたまとめはこれから会社のサービスを利用してみようとする方への何らかの参考になる物だと思います。引用元・転載元にもすぐにクリックで確認しに行くことができるので、本当にお客様はこう言っているのか!と納得して頂けるものだと考えています。(※)


また自社のスタッフにもこのTumblrを見てもらうことで、ネットのお客様から見た自分の会社の評価・評判はどういうものなのかを一覧で見せることができますので、仕事に対してやる気のアップなどに繋がれば良いのではないかと思っています。


Tumblr、使ってみませんか?



※実際は本業の印刷サービスの話題より、圧倒的にDTPブログへの反応が多いのですが(汗)。また新聞で掲載されている強い発信力は実感はしていません。これは課題だと思っています。

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