大胆に変わったWindows 8のロゴ。Windows 1.0への原点回帰?


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概要 ▶ Taking the Vista Plunge by Thomas Hawk次のWindows OSである「Windows 8」のロゴマークが発表された。これはなかなかシンプルでうまい表現をしていると素直に思えた。Microsoftの公式ブログには過去のWindowsのロゴマークも掲載されていて懐かしいと思えた。しかし、これは何?というものもあった。一体これは何だ。
Taking the Vista Plunge by Thomas Hawk

次のWindows OSである「Windows 8」のロゴマークが発表された。
これはなかなかシンプルでうまい表現をしていると素直に思えた。


Microsoftの公式ブログには過去のWindowsのロゴマークも掲載されていて懐かしいと思えた。
しかし、これは何?というものもあった。一体これは何だ。

Windows 8のロゴマークはMetro UIを強く意識したデザイン

まずは今回発表されたWindows 8のロゴマークから。




Windows 8そのものに水色のイメージはあまりなく、どちらかというと黄緑色のイメージの気もするが、とりあえずこのカラー(※)。

このカラーはWindows 8で使用されるMetro UIのテーマカラーによって変わるそうだ。…どこに表示されているのロゴが? まぁいいだろう。

このロゴマーク (ロゴタイプ) の左側は今までのフラグ(旗+窓)のようなものではなく、まさにMetro UIのパネルを表しているといえる。パネルだからWindowsではない様な気もするが、そこは気にしない方が良いのだろう。

いずれにしても、この左側のロゴマークはこれから強くMetro UIをプッシュしていくという気持ちが感じられて、気に入った。
手許にあるXbox 360も既にMetro UIになっているので、Windows 8が登場することで、Microsoftの考える3スクリーン(PC・ケータイ・TV…つまりWindows・Windows Phone・Xbox 360だ)でUIのイメージが統一されることになる。(本当はSliverlightで統一されるはずだったような…)


※Metro UIでWindows Phoneを検索したら、なぜわかった。Windows Phone IS12Tの黄緑のパネルのイメージが強すぎたからだ。

Windowsのロゴマークの歴史。原点回帰?

そしてマイクロソフトのブログでは過去のWindowsのロゴマークも紹介されている。
その中で私が気になったのはこのWindows。




Windows 1.0のロゴマークだ。
Windows 8はこのWindows 1.0への原点回帰のロゴマークになっていると言えるのではないか。
左側の部分がWindows 8を思わせる平面的なデザインになっている。(ただしWindows 8はパネルがパタパタとめくれる動きがあるので斜めになって奥行きを出している)
タイポグラフィはWikipediaを彷彿とさせる、上品な感じなフォントを使用してあって気に入った。なぜこのまま行かなかったのだろうか…。


この左側のイメージはどこからきたのかを少し調べていたら、画面そのままだと気が付いた。
くわしくはWikipediaの項目をご覧頂きたい。


Windows 1.0の画面はウインドウが重ならない。
タイリングのようにウインドウが描画される仕組みだったのだ。

Windows 1.0開発者の一人であり、ゼロックス出身のスコット・マクレガーは、PARC時代の実験から「複数のウィンドウを用いる場合、それらを重ねるより並べて扱う方が移動の効率が良い」という実験結果を得ていたという。現在においても研究所レベルの内製システムなどでは意図的にタイリングを採用する例はあり、Windows 1.0の設計が(少なくともUI的に)必ずしも低レベルというわけではない。
Microsoft Windows 1.0 - Wikipedia

作業で使用するものは、全てウインドウの中身が見えている方が効率が良いというのはデスクトップ表示領域が無制限に広ければ正しいのかもしれない。
また、作業者は同時になるべく広い作業領域を確保しようと、ウインドウを大きくする…つまり最大化するという行動をするが、このタイリングと作業領域の最大化をそれなりに統合したのがMac OS XのSpacesなのかもしれない(Mac OS X 10.7 LionからはMission Control)。

Windowsは仮想デスクトップの機能は標準で内蔵しないのだろうか。(Windows XPではMicrosoftの公式で「Windows XP downloads - Microsoft Windows」にあるVirtual Desktop Managerをインストールすると仮想デスクトップが実現できるのだが…)


Windows 1.0のことをMicrosoftのサイトで調べていたらWindows 7のタスクバーがWindows 1.0への原点回帰だとか、Windows Vistaのファイルパスの表示がWindows 1.0への回帰だとかおもしろいものが出てきた。

Windows 7のタスクバーの件は画面を見てみると大きなアイコンが並んでおり、確かにそうだな、と思えてしまう。


Windows 1.0 の話に戻りますが、MS-DOS Executive では、参照しているディレクトリのパスは静的なテキスト ボックスに表示されました。ただし、秘密が 1 つありました。この静的なテキスト ボックスをクリックする操作は、"ディレクトリを変更する" コマンドのショートカットでした。この操作を実行すると、移動先のディレクトリを入力するダイアログ ボックスが表示されました。

実は、秘密の機能がもう 1 つあって、この静的なテキスト ボックスは、ダイアログ ボックスの既定のコンテンツでした。カーネル チームに所属している同僚は、Windows Vista の新しいアドレス バーのデザインで 1985 年の機能が復活したことを知ると、大笑いしました。彼がその状況をお笑い草だと思った理由を知らない彼の同僚の目には、その姿はおかしく映ったことだと思います。
Windows 秘話: 1 つ上のフォルダーへ移動する操作の動乱の歴史

こうして考えると、色々と改良を加え、機能を加えて、結果として複雑にしてしまったものを、もう一度改めて考えてみると、最初のものが実は良かったということがあるのではと思えた。


Windows 8は元のWindowsスタイルのインターフェイスも残っているが基本はMetro UIだ。
タッチデバイスを強く意識したUIに大きく変わることになる。


Windows 8は、新しいWindowsの始まり「Windows 1.0の再来」とも言える。
そんな思いがWindows 1.0とWindows 8のロゴマークにはある気がする。


Windows 8の登場によって、スレートPC(タブレット型PC)だけではなく、デスクトップPCでもどのような使い勝手になるのか、楽しみだ。


と、いいつつ、自宅・会社ともにタブレットを使用しているのでどちらかというと使い勝手はかなりスレートPCに近いものになるのではないかと思っているが。
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