年末なので松下幸之助さんの『道をひらく』の師走の項目で気になったページを書き写してみる


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概要 ▶ そんなわけでもう12月30日でして、今年も残すところあと1日となりました。今年は色々なことがあったなぁと思い起こしたりしていますが、本当に今年は心が折れそうな年でした。いや、来年もそうかもしれませんが(^_^;そんな精神的には厳しい中、どこかのブログ(すみません、忘れちゃいました…)で松下幸之助さんの随筆をまとめた『道をひらく』(PHP研究所発行)という本が良いとかいう話を見ました。道をひらく早速
そんなわけでもう12月30日でして、今年も残すところあと1日となりました。

今年は色々なことがあったなぁと思い起こしたりしていますが、本当に今年は心が折れそうな年でした。いや、来年もそうかもしれませんが(^_^;


そんな精神的には厳しい中、どこかのブログ(すみません、忘れちゃいました…)で松下幸之助さんの随筆をまとめた『道をひらく』(PHP研究所発行)という本が良いとかいう話を見ました。




早速買ってきたんですけど、これ、昭和43年(1968年)の本なのですね(初版発行が1968年)。

結構古いっていうか40年くらい前の本です。Σ(´д`;)


この本は見開き2ページでひとつのテーマについて松下幸之助さんの考え方が掲載されていて、文章も平易に書かれていて、ドラッガーを読むまではいかないけれど、何か人生や生き方の示唆を得たいという方にはぴったりです(笑)。

なんといっても1000円しないのでお財布に優しいです(苦笑)。書籍は経営などのコーナーにあるかと思います。



この続編があり、それは『続 道をひらく』(PHP研究所発行)です。そのまんまですな(笑)。




これは昭和53年(1978年)に初版が発行されました。 30年くらい前の本です。

このなかから師走に関しての項目があり、はっと思うところがあるので忘れない様に書き写しておこうかと。

『続 道をひらく』(松下幸之助著 PHP研究所発行)のP242より。


未練


 この一年、いろんなことがあって、いろんな思いを残してきたけれど、年の暮れの今となってみれば、別に未練は何もない。何もないと思いたい。

 やり残したこと、やり足らなかったこと、考え及ばなかったこと、考えすぎてしまったこと、数えあげればキリがない。なかでも、今すこしの心くばりをして、今すこし親切にしてあげたなら、どれほどあの人の心はなごんだことか、そんな心残りがするのが、一番辛い。眼に見えぬ人の心に残されていくものが、さいごには、わが心にも残るのである。

 しかし、それもこれもみんなグチというもの。今さら、わが心を責めても、もうおそい。まもなく、年の暮れの鐘が鳴る。グチは言うまい。今はただ、無言の天地に無言の謝罪をして、至らざるわが心のゆるしを乞うのみである。そんななかから、とめどもない未練も次第に消えていくであろう。

 よくぞ越えてきたこの一年の山坂。よくぞ耐えてきたこの山坂。別に未練は何もない。あとはただ、来るべき年の新たな山坂を心静かに待つのみである。

『続 道をひらく』(松下幸之助著 PHP研究所発行)P242



『道をひらく』は決して面倒くさい説教じみた感じのことが書いてある書籍ではありません。説教されたがり屋さんには向かないですが、つらいなと思った時に「前を向いてみよう」「自然体に」「謙虚に」といったメッセージをどのエピソードからも感じ取れる本です。おすすめです。

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