SOHOの本はものすごい!(2004-02-26(木))


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概要 ▶  実は2月25日は「がんばれ社長!」の武沢氏が新潟で講演会をするということで出席してきました。この講演会が3,000円というのは安い!というか大丈夫なんですか、こんな価格で?(30名でも9万円か…)そんなわけで色々ためになるお話しを聞いてきたのですが、その話はまた後日。 さて、本題。 SOHOの雑誌を数年前から購読している。  SOHOというと最近のITの進化に伴い、そのスタイルが知れ渡る様になっ
 実は2月25日は「がんばれ社長!」の武沢氏が新潟で講演会をするということで出席してきました。この講演会が3,000円というのは安い!というか大丈夫なんですか、こんな価格で?(30名でも9万円か…)そんなわけで色々ためになるお話しを聞いてきたのですが、その話はまた後日。

 さて、本題。

 SOHOの雑誌を数年前から購読している。

  SOHOというと最近のITの進化に伴い、そのスタイルが知れ渡る様になってきた。SOHOというスタイルを普及させようとしてきた人たちと、SOHOというスタイルを身をもって実践してきた人たちのおかげである。認知度の向上に伴い、加速度的にこういったスタイルに乗り換える人が多くなっていくと予測するのは難しい話ではない。さぁここにビジネスチャンスがあるぞ、という話ではない。

 SOHOの雑誌というと、実はほとんどなくて、事実上「SOHO domain」(サイビズ/岩波書店)(以下SOHOドメイン)の1誌しかないといってもよいだろう。このSOHOドメインだが、非常にためになる。 WEBページの作り方・見せ方、メールマガジンの作り方、商品の撮影の仕方、代金回収の仕方、キャッシュフローの知識、価格設定…などなど、SOHOというのはやることがたくさんあって大変だな、と思ってしまうほど様々なことが書かれている。書いてあることは難しいことではなく、儲けるシステムを作るためには知っていて当然のことばかりだ。

 私は思う。SOHOドメインやSOHO系のコラムなどを読むと、「大企業vsSOHO」のような対比表を作って「大企業は小回りがきかないが、SOHOは小回りがきく」などと大企業には「あれはできない」「これはできない」と決めつけている節がたまに見受けられる。だが、しかし、もし、SOHOの雑誌を大企業が分析し、勉強してきて、その分野に大人数を割り当てて乗り込んできたらどうするつもりなのか?

 サポートの良さで勝負する? サポートを行うのは人間である以上、大企業だから質が悪い、丁寧でお客様のことを心底考えたサポートができない、などということはないのである(サポートがWEBの場合もあるが)。

 では一体何で勝負したらよいのか?

 この答えは私はまだ得ていない(※)。しかし、もし、乗り込んできたら…と考えることがないというのはある意味恐ろしいことだ。

 SOHOの雑誌はSOHOスタイルの人たちにとってはとても良いものだが、同時に敵となり得る大企業にもそのノウハウ・魅力を教えてしまっている。これはとても危険なことではないのだろうか?

※大企業は縦割りが強いだろうから総合力(一貫した能力)で勝負というところが今現在の私の答え。少人数だからこそぶれない対応が顧客との強力な信頼関係を生むと思ってはいるのだが…。


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