本ページはプロモーションが含まれている場合があります
ウチの子供は地震が怖いらしい。アパートが地震で壊れないかをとても心配している。昨日(5月6日)の寝る前にもそんなことを言っていました。
なぜこんなことを子供が言っているのかというと、実際に地震があったからです。
石川県能登地方で最大震度6弱の地震
2023年5月5日のこどもの日の14時24分ごろ、石川県能登地方で大きな地震がありました。石川県珠洲市で震度6強の揺れを観測したということです。
新潟市秋葉区でもスマホの緊急地震速報(緊急速報)のアラートが「ギュゥー、ギュゥー、地震です。ギュゥー、ギュゥー、地震です。」と鳴り、まもなく横揺れが来ました。震度3だったようです。
同じ日の21時58分ごろにも再度スマホの緊急地震速報のアラートがギュゥー、ギュゥーと鳴りました。石川県珠洲市では震度5強だったそうです。新潟市秋葉区は震度2だったとのこと。1日に2回も緊急地震速報のアラートが来るのは久しぶりです。
子供が寝る直前だったので、落ち着かせて寝かすまでが結構大変でした……。
何回も緊急地震速報のアラート音を聞いている…!
そんな風に子供は地震を怖がってるにも関わらず、不思議な行動をしているのが気になりました。
地震の日に金曜ロードショーの「ルパン三世 カリオストロの城」が放送されていて、録画しました。金曜ロードショーの放送の時間は、能登地方の夜の地震の時間「21時58分ごろ」にも掛かっていましたので、当然録画にも「緊急地震速報のアラート」が残っています。あの独特な不協和音は心が穏やかでなくなりますよね(私は2011年3月の東日本大震災以降、かなり苦手な音です)。
翌日、子供がその「ルパン三世 カリオストロの城」の録画を見ている最中に緊急地震速報のアラートがテレビから鳴るのですが、子供はまったく気にとめていない感じで見ていました。さらに音が鳴ったシーンの後に15秒戻して何回も緊急地震速報のアラート音を聞いていました。
音が普段聞く音ではないためおもしろがって聞いていたのかもしれません。
ただ周りでテレビの音を聞いている大人(私)は音に対して恐怖の感情がリンクしているので大迷惑です(苦笑)。
過去の録画でも防災速報などが入っていることがあったので、過去のことは今に影響しないという認識なのかもしれません。
過去に起きている地震はもう怖くないけど、未来に起こるかもしれない地震は怖いと、過去と未来が地続きではなくバッサリ分断されているところが、なんとも少しおもしろい考え方だなと思ってしまいました。 (過去には囚われずに常に前を向いて生きているのかもしれない<親バカ)
大人だとどうなのでしょうか?
未来に起こるかもしれない地震は怖いは怖いかもしれませんが、怖くて寝れないという感じにはなりづらいのではないでしょうか。それは怖さは認識しつつも、今すぐには起こらないという楽観的な考え方もあるかもしれないですし、単純にリスクの過小評価ということもあるかもしれません。
また、過去の経験や学習によって地震の怖さに対する対処・対策も想像できるので、最悪の事態は起こらないと考えているからかもしれません。冷静に対応できる(自分の理解の範囲内に状況が収まる)と思えればある程度は安心できますよね。
そうした点が子供と大人とで違うのかもしれません。いずれにしても、防災について知っておけば安心できることはあるので、子供には折りに触れて災害について話しておきたいと思いました。
BingのAIチャットさんに聞いてみた
ブログ記事を書くにあたって、Bing AIチャットさんに「録画された番組に緊急地震速報のアラートがあっても平気で見ていられる子供の心理」を聞いて気がついたことを書き留めておきます。
そもそも子供は緊急地震速報のアラートの意味や重要性、緊急性を理解していないのかもしれません。子供はそれがどれほど重要な情報なのか、どう行動すべきなのかを理解できていないため、子供はアラートをただの音や文字として受け止めてしまい、自分たちには関係ないと思ってしまう可能性があります。
ウチの子供の場合は、今まで見てきた「ルパン三世 カリオストロの城」に似合わない突然出てきた効果音くらいの認識なのかもしれません。
大人もそうですが、子供も今までの経験や感性、直感を元に行動をしています。子供が緊急地震速報のアラートについて理解できてないように感じたら、その意味や重要性、するべき行動を教えてあげることが必要ですね。
BingのAIチャットさんのアドバイスがブログ記事を書くにあたって参考になりました。ありがとうございました。
なお、気象庁による緊急地震速報を見聞きしたときの取るべき行動は以下のとおりです。「緊急地震速報を見聞きしたときは」のページには具体的な行動も書かれているので参考にしてみてください。
緊急地震速報は、情報を見聞きしてから地震の強い揺れが来るまでの時間が数秒から数十秒しかありません。 その短い間に身を守るための行動を取る必要があります。
また、この短い間に行動を起こすためには、緊急地震速報が発表されたことを即座にわかるよう専用の音(報知音)を覚えておく必要があります。
緊急地震速報を見聞きしたときの行動は、まわりの人に声をかけながら「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する」ことが基本です。
気象庁|緊急地震速報|緊急地震速報を見聞きしたときは
まだ大きな余震があるかもしれません(小さな余震はかなり観測されていますね)。
地震や災害に対して、注意を怠らず警戒していきましょう。それでは。