Windowsを使っていて少し動作が遅い(重い)と感じることはありませんか。
Surface Goなどの2in1のノートPCや低価格帯のPCの場合、もう少し動作が速くなればなぁと思うこともありますよね。私もノートPCのひとつがCeleronなので、ちょっと動作が…と思うこともあります。
実はほんの少しWindowsの設定を変えることで動作が速くなるので、設定を紹介します。
設定を開いて、項目を探す
Windowsアイコンをクリックしてスタートメニューを表示させ、歯車マークをクリックし設定に入ります。
設定画面のところにあるフォームに「アニメーション」(アニメでも良い)と入力すると「Windowsにアニメーションを表示する」という項目が表示されるので、それをクリックします。
動作を速くするための設定
「Windowsにアニメーションを表示する」「Windowsの表示に透過性を適用する」という項目が有効(オン)になっていたら、トグルアイコンをクリックして無効(オフ)にします。
以下の画面は「有効」になっている状態です。
設定は以上です。簡単でしたね。
設定をすることで何が変わるのか
これらの設定をすると何が変わるのでしょうか?
Windowsを操作する上で何か大きな問題が発生しないか気になる方もいるかもしれませんので、何がどう変わるのかを解説します。
Windowsのアニメーションを無効にすることで、スタートボタンを押してスタートメニューが表示されるまでのアニメーションがなくなります。このため、ふわっと表示されていたメニューがぱっとすぐに表示されます。ほかに、アプリのウインドウサイズを最小化、最大化の動作が一瞬になります。
操作自体に影響はなく、一瞬で動作が完了するようになるので、キビキビ動くように感じることができます。
透過性の設定を無効にすると、左側の項目一覧の表示部分の透過性がなくなり、シンプルな表示に切り替わります。以下の画像は先ほどの設定画面ですが、透過性を無効にすると、項目の一覧部分の半透明がなくなっています。タスクバーなど画面で半透明部分は半透明ではないソリッドな表示に切り替わります。
このように表示がシンプルになるので、PCの負担が減り、全体的な動作が少し速くなるということです。(ほんのわずかですけどね)
透過性の設定も操作に大きな影響はないでしょう。
Windowsの画面表示で、アニメーションや半透明表示はWindowsの操作をする上で、わかりやすくなる良い面もあります。しかし、Windows全体の動作が遅いと、わかりやすいというメリットよりも使うのが億劫になるというデメリットの方が大きくなってしまいます。
今回の設定で、少しでもキビキビと動作するようになって、PCの負荷が減りバッテリーの保ちも良くなることが期待できるので、Windowsの動作が少し遅いと感じている方はぜひ試してみてくださいね。会社のPCにも設定しています…外部GPUカードが付いていなくてInterlの内蔵GPUなので…
それでは良いWindowsライフを。