Windows 8には検索の機能が付いていますが、使ったことがある人がどのくらいいるか謎です(笑)。
でも、この検索の機能は意外と高機能で便利なのです。
Windows 8.1 Update適用したWindows 8マシンであればスタート画面の右上に虫眼鏡の検索アイコンが表示されているので、クリックすると、検索機能が使えます。(もしくはWindowsキー+QキーでもOK)
この検索機能はインストールされているアプリやドキュメントを検索できます。
試しに「ffftp」と入力してみます。私のSurface Pro 2にはFFFTPがインストールされているので、アプリが表示されました。
それも検索が終わると、検索結果にフォーカスが当たっているので、下の画面で言えばFFFTPのアイコンが選択された状態になります。そのままEnterキーを押すと、FFFTPが起動します。これは便利。
インストールされているアプリを探すだけでなく、通常のインターネット検索もできます。
試しに「ヤフオク」で検索してみます。
すると、サムネイル付きの検索結果が表示されます。
サムネイルが付いていると何となく初心者に優しい感じ!
クリックする前にサイトの様子が見れるのは安心感が出ますね。やはり怪しいサイトを開きたくないですから。
サムネイルをクリックするとブラウザーが自動的に開きます。
ちなみにSTAP細胞の件で話題の「小保方」で検索するとこんな感じで、通常のウェブ検索の他に、最近のニュース記事も表示されます。
左下にには最初からインストールされている純正のニュースアプリ「Bingニュース」が表示されていますが、このアイコンをクリックするとBingニュースの記事からキーワード検索されて、該当するニュース記事が一覧で表示されます。
意外と便利じゃないですか?
今まで使ったことがなかった人は試しに使ってみてはいかがでしょうか。
OS標準だから、知らず知らずのうちにbing検索を使っていることになって、検索と言えばGoogleしか存在感のない日本(Yahoo!の検索結果も基本的にはGoogleと同じため)でも、bing検索が(僅かに)増えていくのでは?と思っていますが、どうでしょう?
OS標準の機能もたまには見直してみることが大事かもしれませんね。
それでは、よいWindowsライフを。
●余談:ウェブ担当者からのひと言
ウェブ担当者的には、このWindows 8の検索機能からのウェブページ表示は、検索アプリからブラウザーアプリへ移動が行われてしまうので、Referrerが取れずにダイレクトに開いたことと同じになってしまう可能性が高く、ウェブ解析をする上では非常に困ったことになります。
Google Analyticsの参照元で「Direct」が妙に増えてきたら、Windows 8の検索機能を使う人が増えてきたということなのかもしれませんね。Windows 8の普及はこれからですけど、そういう未来もあるかもということで。