みなさん、Chrome使っていますか?
私はAndroid端末では基本的にGoogle Chromeブラウザーを使用しています(BETAの方ですけど…)。
Chromeは最近のアップデートでデータ圧縮のオプションがリリースされています。
今日、Googleはモバイル版Chromeブラウザのデータ圧縮のオプション機能を正式にリリースしたことを発表した。この機能はユーザーのスマートフォンやタブレットへのデータ転送量を大きく削減するものだ。処理のスピードアップ、データ料金の節約に寄与することが期待されている。
Google、モバイル版Chromeのデータ圧縮機能を公式にリリース―データ量を最大50%節減 | TechCrunch Japan
このデータ圧縮の機能でどのくらいデータ量の削減ができるのかを実際に1ヶ月間使ってみました!
さぁ、どのくらい削減できたのでしょうか。
●念のためデータ圧縮の設定の場所の解説
Chromeの設定の画面で「帯域幅の管理」をタップします。
次に「データ使用料を節約」をタップします。
右上のスイッチを「ON」にすればデータ圧縮が始まります。
同じページにどの程度データ使用量を節約したかが表示されるのですが、私の2013年12月30日~2014年1月28日の節約量は24%でした。
約300MBの節約! これはかなりのデータ量が節約されていますね。
スクリーンショットを取った2013年12月30日~2014年1月28日の期間は圧縮率が結構低かったですね。もっと前の月だと40%程度圧縮されていた時もありました。(BETA版は先行してデータ圧縮の機能が提供されていたから、かなり前から使っていました)
●データ圧縮で何か変わるの?
Chromeのデータ圧縮機能によって何が変わるのでしょうか?
- モバイルで使用しているとき、通信量が減るので表示までの時間が早くなる
- 通信量が減るので、3GBや7GBの通信量制限がある通信プランに嬉しい
- (一応)危険なサイトにアクセスできなくなる
通信量の削減で、早く表示されるのは良いのですが、画面上の変化はあるのでしょうか?
見てみましょう。
次の画像は、圧縮されていないウェブページです。AndroidのSmart Newsアプリで開いた状態です。
次の画像はChromeで圧縮した状態のウェブページです。
縮 小した状態ではわかりませんが、画像をクリックして元のサイズで見てみると、左上の「テレ朝news」のロゴの周りや下の「mixiチェック」の文字の周 りに元のウェブページ以上にモスキートノイズが発生しているのが分かります。Facebookのシェアボタンはかなり圧縮率が上がっているようで、存在し ていなかった色が発生したりしています。
ですが、通常の使用には問題が無いので、積極的にこの機能を使うことをおすすめします。
それでは、よいChromeライフを。