本ページはプロモーションが含まれている場合があります
画像出典:Android L Developer Preview(Android Developers)
Android 5.0になるのかもといわれているAndroid Lですが、LifeHackerでAndroid Lで搭載される予定の新しい機能が紹介されていました。
- 今秋リリースのAndroid LについてGoogleがまだ触れていないクールな新機能(ライフハッカー[日本版])
この記事を読んでみたら、「この機能、既にGalaxy Note 3に搭載されているわ…」というものが多数あったので、紹介します。
●Do not disturb:通知を一時的にしない設定
画像出典:今秋リリースのAndroid LについてGoogleがまだ触れていないクールな新機能(ライフハッカー[日本版])
通知を一時的に停止する機能です。会議や深夜から早朝など通知を受け取りたくない場合に使う機能です。
iPhone(iOS)でいうところの「おやすみモード」です。
この機能はGalaxy Note 3では「ブロックモード」という機能で実現しています。
通知パネルに置いておけばすぐにブロックモードに移行できます。
ブロックモードで設定できるものは電話の着信やアプリからの通知・アラームやタイマーの通知・LEDインジケーターです。指定時刻の設定もできますし、特定の人の電話だけ通知することもできます。
これらはiPhoneのおやすみモードとだいたい同じですね。
●設定の検索機能
画像出典:今秋リリースのAndroid LについてGoogleがまだ触れていないクールな新機能(ライフハッカー[日本版])
Galaxy Note 3でもiPhoneでもそうですが、設定の項目がどこにあるのか分からなくなることがあります。
ユーザーが探している設定を検索できる機能がAndroid Lに搭載される予定です。
この検索機能は以下の様な画面でGalaxy Note 3では使用することができます。
設定の画面を開くと大きなカテゴリー分け(接続・デバイス・コントロール・一般)がされていますが、その下に検索用のフォームがあります。ここに探したい設定のキーワードを入力します。
試しに「ブロック」と入力してみると以下の様な表示がされます。設定の中の項目も検索され、結構便利です。
●Battery Saver:省電力機能でバッテリーの消費を抑える機能
Android Lでは「Battery Saver」という名前でバッテリーの消費を抑える省電力の設定ができる様になっています。
この省電力の設定は国内のAndroidスマートフォンなら大体搭載されている機能ではないでしょうか。もちろんGalaxy Note 3にも搭載されています。
通知パネルからすぐに省電力のオン・オフができる様になっています。
省電力モードで設定できる項目はCPUの処理能力・画面のフレームレート・バイブを制御することでバッテリーの消費を抑えられます。
Galaxy Note 3はバッテリーはかなり大容量ですが、CPUの処理能力も結構早いので、常時省電力モードにしていても遅くは感じられません。
ただ、Android Lにある「バッテリーの残量が○○%になったら省電力モードに自動的に移行する」という機能はGalaxy Note 3にはありません。
【参考】ASUSのAndroidタブレットTF-201にはASUS独自機能としてありました。こちらはWi-FiやBluetooth・GPSなどのオン・オフを細かく設定することができます。
●Adaptive Brightness:明るさの自動調整を柔軟にする機能
画像出典:今秋リリースのAndroid LについてGoogleがまだ触れていないクールな新機能(ライフハッカー[日本版])
Android Lでは画面の明るさの設定がもう少し柔軟になるようです。完全に自動調整のモードか完全に手動のモードだけではなく、暗め+自動調整とか明るめ+自動調整みたいな手動+自動の明るさ調整ができるようです。
この機能もGalaxy Note 3には搭載されています。
通知パネルから明るさを設定できますが、「自動」にチェックを付けたまま、暗い・明るいを設定できます。自動調整だけど暗めみたいなことが設定できるわけです。
ちなみに自動じゃない場合は明るさのアイコンに「A」がなくなり、スライダーを一番左にして最も暗く設定すると、画面は暗くてほとんど見えなくなります。
自動にチェックが入っている場合にスライダーを一番左にしても、ほとんど見えなくなることはなく、ちょっと暗いという感じで設定されます。
●最後に
LifeHackerで紹介されている機能でGalaxy Note 3に既に搭載されている機能は以上ですが、Android Lに搭載予定の機能で、これは良いな!と思ったのはPDFビュアーが内蔵されること。
個人的にはAdobe Readerアプリが正確にPDFを表示できるので、Adobe Readerアプリをダウンロードして使えば良いと思っていますが、PC版のGoogle Chromeの内蔵PDFビュアーはPDFを再現度が高めに表示されるので、AndroidでもこのレベルのPDFビュアーが搭載されるのではないかと考えています。
今回、Android LとGalaxy Note 3を並べて紹介したのは、Galaxy Note 3すごいでしょ!というためではありません。OS標準の機能では対応できない使いづらい部分をメーカーが様々な取り組みで対応しているということを紹介したかったのです。こうした取り組みはカスタマイズが比較的自由なAndroidならではですね。(この自由度が機種毎の分断を生んでいるのも事実ですが)
まだまだスマートフォンの機能やUIには改善の余地があります。今後の新しいスマートフォンに期待したいですね。
それでは。