概要 ▶ 「【経営戦略考04/08/20】ユニクロの特別サイズ商品-制約条件が存在しない領域」(senryakukou.com)を読んでふと思ったことがあった。今回の内容は次のようなものだと思う。店舗などでは商品の陳列スペースに限りがあるという制約条件があるので、多くはボリュームゾーンといわれる層が厚い領域中心の品揃えになりやすい。対してインターネットならばそういった制約条件がないため、ボリュームゾーン以外
今回の内容は次のようなものだと思う。
店舗などでは商品の陳列スペースに限りがあるという制約条件があるので、多くはボリュームゾーンといわれる層が厚い領域中心の品揃えになりやすい。対してインターネットならばそういった制約条件がないため、ボリュームゾーン以外のニッチな方面のニーズにも応えられる。自社の販売の制約条件がない自由な領域を考えてみよう。
ではそのユニクロのホームページ(uniqlo.com)に行ってみることにしよう。
なるほど、色々なジャンルの製品で様々なサイズがある。カラーも豊富だ。
それでこれを購入するにはどうしたらいいのかな?と見るとインターネットから購入だけのようだ。送料は500円。まぁ安い方だろうがユニクロの価格帯からすると高めに感じる。(6,000円以上の購入で送料無料)
ちょっと残念だ。なぜなら、発送されると受取時間にいなくてはならないという制約があるので、不都合な人もいると思う。eS!Books(イーエスブックス)(yahoo.co.jp)のように店頭(セブンイレブン)では受け取れないのか。
特にケータイに対応しているなら、店頭で「このデザインでこの大きさはないのか?」と思った瞬間にケータイでアクセス→予約手続き→店舗指定→センターから発送→店舗受け取り→お客様という流れになれば再来店へのきっかけになるのではないか。再来店時に何か他のものも購入してくれるのではないかというのは下心がありすぎだろうか。
インターネットでの販売はインターネットの販売、店舗での販売は店舗での販売と、きっちり分けるのも良いが、インターネットと店舗の相乗効果を狙っても良いのではないか。(クリック&モルタル(atmarkit.co.jp))
この店舗受け取りの方式は再来店が手間となるが、(他の通常製品と一括で店舗に発送すればコストはかからないので)送料が無料になるのであれば意外に利用されるかもしれないと思うがいかがだろうか。
【参考】
メールマガジン『経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則』(森英樹氏発行)について(senryakukou.com)
メールマガジン『経営戦略考-日経記事から毎日学ぶ経営戦略の原理原則』をまとめた書籍『日経で鍛える「儲け」のチカラ』も発売されています。パソコンの画面で読むより流石に読みやすくなっています。
書籍『日経で鍛える「儲け」のチカラ』に関する詳しい情報は以下のリンクから。
※私が購入したときの「帯」は『「週末起業」はここから生まれた。私の師匠のやわらかアタマがよくわかる本。この戦略思考トレーニングは習慣づけたい。(週末起業フォーラム代表経営コンサルタント 藤井孝一)』でした。