概要 ▶ 1台のPCに複数のOSがインストールされている場合に、1つライセンスでそれぞれのOSにアドビのソフトをインストールすることはできません。
出典:computers by Mark Mrwizard, on Flickr
Adobe Creative Cloudのライセンスの関係で「購入したソフトウェアは何台までのコンピュータにインストールできますか」のページを見ていて気がついたのですが、「複数のOSを搭載した1台のPCでの使用ライセンス数について」というリンクが目に入りました。
Q:複数のOSを搭載した1台のPCにPhotoshop などのCreative Suite製品をそれぞれインストールして良いですか?
A:いいえ。ソフトウェア使用許諾契約書では、1つのPCにソフトウェアを1部コピー(インストール)し、使用することが規定されています。
例 1 )
2台のPCにそれぞれWindows XP と Windows 7 をインストールしている場合それぞれのPCにインストールできます。
例 2 )
1台のPCにWindow XP と Windows 7 をインストールしている場合ライセンスは 1 PC につき 1 ライセンスなので Windows XP もしくは Windows 7 のどちらか1つにしかインストールできません。
※ セカンダリのライセンスとしてホームまたはポータブル環境へのインストールが認められていますが、それを同一のPCに適用する事はできません。
複数のVMWareやハードディスクなど、一部以上インストール可能な場合には別途ライセンスが必要になります。
複数のOSを搭載した1台のPCでの使用ライセンス数について
Windows XPとWindows 7というパターンはよくありそう。注意しないとですね。
あとは1台のMacにMac OS XとWindowsがインストールされている場合もNGとなるのでしょう。1台のPCなので。
これってAdobe Creative Cloudメンバーシップでも同じなんでしょうかね?
それだと2台同時起動OKにしても色々面倒そう。(そもそもインストールできないから)
ライセンスの緩和を期待したいですね。
関連ページ(?)
1台のPCに複数OSのインストール関連で。ケース④ 仮想環境に物理 OS を呼び出して利用する場合
本構成では、Mac の Boot Camp および仮想化技術を併用する場合の Windows OS のライセンスについて記載をしています。一部の仮想化技術では、Mac OS の Boot Camp を利用して他のパーティションに Windows OS をインストールし、Mac OS 上の仮想環境からその Windows OS 呼び出して利用する機能を含んでいる場合があります。
この環境では、物理および仮想の双方にライセンスを割り当てる必要があり、合計 2 ライセンスとなります。また、この構成では、Windows OS が物理から仮想へのハードウェア構成の変更を検知し、再アクティベーションを求めることがあります。
パーティション分割と仮想化を併用した際のライセンスについて | Windows Enterprise
Boot CampとVMWare(FUSION)でWindowsをインストールしている人はご注意下さい。