フリクションの技術を活用?印刷が消えるプリンター「Loops」が発売


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概要 ▶ 印刷関係のニュースで変わり種の面白いニュースを。東芝がプリンターを発売開始します。最大の特徴は印刷した文字が消えるトナーを使用し、何回でも印刷を消去して用紙を再利用できるという点です。出典:東芝テック: 世界初、「消色」「分別」「電子化」を同時に行う複合機システム「Loops(ループス)」の発売について ~循環型社会に貢献するエコ・プリンティング~そもそも「東芝がプリンター」という点で既にどんなプ
印刷関係のニュースで変わり種の面白いニュースを。

東芝がプリンターを発売開始します。
最大の特徴は印刷した文字が消えるトナーを使用し、何回でも印刷を消去して用紙を再利用できるという点です。

20121113-Loops-01


そもそも「東芝がプリンター」という点で既にどんなプリンターなんだ、謎過ぎる…福山雅治が宣伝するREGZA Printerか、とか思ったりもしないでもないですが、オフィス用の真面目な複合機プリンターです。(※REGZA Printerは実在しません)


先ほども書きましたが、最大の特徴は消えること。
「Loops」は、瞬時に消せるトナー*3を使って紙に印刷やコピーをする「LP30(専用複合機)」と、使用した紙のトナーの色を消す「RD30(専用消色装置)」から構成されます。瞬時に消せるトナーは、消色装置「RD30」に紙を通して一定以上の高温で加熱することによって色が消える特殊なトナーです。
東芝テック: 世界初、「消色」「分別」「電子化」を同時に行う複合機システム「Loops(ループス)」の発売について ~循環型社会に貢献するエコ・プリンティング~

高温で加熱すると消えるというと、やはり、あのペンで使われている技術か?と思ったら、やはりそうでした。

*3 本製品で使用する消せるトナーは、株式会社パイロットコーポレーションとの共同開発です。
東芝テック: 世界初、「消色」「分別」「電子化」を同時に行う複合機システム「Loops(ループス)」の発売について ~循環型社会に貢献するエコ・プリンティング~

フリクションボールペンは以下の写真のペンですね。便利に使っています。

20120719-フリクションペン-芯替え-01


消えるトナーを実際にプリンターで使うというのは面白い試みだと思います。

一時的にしか見ないような文書の場合、普通だったら、一度印刷した紙は裏紙として使って、おしまいなので最大2回しか使えませんが、この東芝のプリンター「Loops」は何回でも紙を使用できます。

これ、印刷したものへの書き込みもフリクションボールペンを使ったら、色を消す際についでに消えたら更にナイスな商品だと思うのですが、どうなんでしょうね。
原理的には消えるはずですが。


もう一つこのプリンターシステムには面白い点があります。


もう一つの面白い点は用紙のトナーの色を消す際にスキャンして電子化するという点。
20121113-Loops-02

ただ単純に熱を加えて消すだけではなく、スキャンして印刷は消えてもデータは残るという仕組みがあるので、どんどん消していこうという気になるプリンターです。

確かにイラストにあるように、いくら消えるからと言っても「やっぱり手許に取っておきたい」という理由で印刷したものを残していたら、リユースに回りませんからね。

うまく考えられていると思います。


かなり変わり種のプリンターですが、なかなか興味深いプリンターです。
発売は2013年2月上旬だそうですが、市場でどのような反応があるのか気になるところです。

それでは。


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