私は仕事でも自宅でもWindowsを使うことが多いのですが、エクスプローラー(MacでいうFinder)でフォルダーを開いてファイルの並び替えをしようとしても、思った項目で並び替えができないことがあります。
例えばファイルの更新日時で並び替えをしたい場合など…。
今回は「並び替え」の項目に表示されていない場合の手順を紹介します。
※画面はWindows 8.1ですが、Windows Vista・Widnows 7・Windows 10でもほとんど同じです。
「更新日時」で「並び替え」を追加する手順
まず基本操作として、ファイルの並び替えの方法は、エクスプローラーでファイルが表示されているエリアで「右クリック」するとメニューが出てくるので、そこで「並び替え」→「並び替えたい項目」を選びます。
今回はエクスプローラーで右クリックをしたときに「更新日時」で「並び替え」をしようとしたら項目に「更新日時」が表示されていなかった!という場合を想定してみます。
というかさっきあったので書きます(笑)。
右クリックの「並び替え」で「その他」を選択します。
すると、「詳細設定の表示」でどういう項目を追加するのか出てくるのですが、ここで選べばOKです! 簡単でしたね!!
…って、スクロールバーの部分をよく見てみると、項目がもの凄い数ある事がわかります。
なんでこんなにあるんだ…。
それもABCD順に並んでいるみたいだけど、項目名が日本語の場合、どこら辺にあるのか想像も付きません…詰んだ…。
ですが、この手のダイアログでは、文字が入力できないところでも文字入力を受け付けます。
気にせず日本語入力をオンにして「更新」と入力しましょう。
え?どこに文字が出ているかって?
左上に変なものが出ているでしょう? それ。
そのまま「Enterキー」を押して日本語変換を確定します。
すると更新で始まるものを探してくれて「更新日時」まで一気にジャンプ!
いちいちスクロールして探さなくてもOKでした!
良かったですね!
チェックを付けて「OK」をクリックしましょう。
無事に「並び替え」の項目に「更新日時」が出てきました。
あとはこれを選べば、ファイルを更新日時順に並び替えられます。
お疲れ様でした。
表示が詳細表示の場合
なお、表示が詳細表示の場合は、ファイルの一覧が表示されている上の方に項目が書かれているので、そのあたりで右クリックすると、メニューが出てきて「その他」を選ぶと、先程の様に「詳細表示の設定」ダイアログが表示され、表示項目を増やしたり減らしたりできます。
今回の場合は、表示項目に「更新日時」を追加すれば、その項目名をクリックするだけで並び替えが可能です。
それにしても「雰囲気」という項目はどういうときに使う項目なのでしょうかねぇ…謎です。
最後に
ファイルにメタ情報(ファイルに付随する情報)を付けておくと検索がしやすかったり、再利用がしやすかったりするのは分かるのですが、項目が多すぎるのも利便性を損ないそうです…。
ただ、今回紹介したように、特定の項目を指定する際に、リスト上で文字を入力すると一気にその項目にジャンプできるので選びやすくはなりますよね。このテクニックはファイルの一覧でファイルやフォルダーを探すときにも使えるのでぜひ活用してください。
それでは。よいWindowsライフを…。