ナイスなCSR! 10秒でスマホから募金ができる「かざして募金」は事業に通じた活動で社会貢献をする良い例だ


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概要 ▶ ソフトバンクの「かざして募金」を紹介。スマホアプリを使って10秒で募金ができるサービスは事業活動とマッチしたCSR活動の良い例だ。

まさに良いCSRの例だ!と感じたサービスがソフトバンクグループから発表されたので紹介します。

その名も「かざして募金」というサービスで、「かざして募金」のスマートフォンアプリを起動して、特定のエリア(ポスターやデジタルサイネージなど)を撮影すると、募金がすぐにできるというもの。

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画像出典:かざして募金(ソフトバンク)



CSRとはCorporate Social Responsibility(企業の社会的責任)の略です。

コトバンクの「グロービスのMBA経営辞書」の解説によれば、次のように解説されており、「ステークホルダーとの関係を重視しながら果たす社会的責任」とあります。

企業が事業活動において利益を優先するだけでなく、顧客、株主、従業員、取引先、地域社会などの様々なステークホルダーとの関係を重視しながら果たす社会的責任。
CSR とは ? コトバンク

ステークホルダーは、社会だけでなく、顧客・従業員・株主・取引先などが含まれます。社会だけではないため「社会貢献であれば事業とは無関係のことでも良い」とはならないのです。

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画像出典:ソフトバンクグループCSR基本方針(ソフトバンク)


ソフトバンクグループのCSR基本方針のページには、明確に「事業を通して」と書かれています。

私たちソフトバンクグループは、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、事業を通してステークホルダーの皆さまと共に発展を遂げる企業でありたい。
ソフトバンクグループCSR基本方針 | 企業・IR | ソフトバンク


今回のソフトバンクグループの「かざして募金」は、まさにインターネットインフラ事業を展開する企業として、スマートフォンを扱う企業として、良い取り組みだと感じました。

  • スマートフォンという端末を使用する
  • アプリを使うことでユーザーがその場で簡単に操作できる動画を見ると10秒で募金完了
  • 回線費用と募金を合わせることで簡単に支払える

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画像出典:かざして募金(ソフトバンク)


実際はソフトバンクと回線契約をしていなくてもクレジットカードを登録すれば、他のキャリアの方も「かざして募金」ができるのですが、クレジットカードがなくても一緒に支払えるのは、回線というインフラを扱っている企業ならではの支払い方法です。

ひとつ残念なことは、ソフトバンクで一番売っているハズのiPhoneのアプリが現時点ではないこと。iPhone・iPadアプリは「2014年夏頃」登場予定ということで、メインの端末で使えないのは残念ですね。

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画像出典:対応機種(ソフトバンク)



こうした企業活動と合致したサービスで社会貢献に関わることは良いことだと感じます。

わかりやすいCSR活動の例だと思えたので今回紹介しました。


最後にソフトバンク公式のサービス紹介の動画を掲載しておきます。今までの募金の問題点も軽く触れられており、わかりやすい動画です。

スマホをかざすだけで募金ができる「かざして募金」(YouTube)


それでは。よい社会貢献を。


●蛇足

Yahoo!のサービスにしたら「Yahoo! 爆速募金」とか「ウルトラ募金」とかになったのだろうか(笑)。

【関連ページ】ウルトラ集客 クラウドPOS|O2Oソリューション(ソフトバンクテレコム)

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